2020年2月4日〜5日の雪山シーズンに1泊2日で雲取山に登りました。
冬山低山キャンプの装備一式をご紹介します!
これから雪山を登ることを考えている人の参考になればと思います。
ただし、この情報はあくまで低山雪山のチャレンジであり、本格的な厳冬期の雪山での勝負は想定しておりません。
もくじ
雪山の雲取山テント泊の装備
この写真にはスコップがありませんが、別途でスコップを装備しております。
たまに反応します。笑
Category | Moker | Item | Weight |
PACK | 449 | ||
バックパック | 山と道 | Mini2 | 350 |
スタッフサック1 | ORTLIBE | ウルトラライトウェイトドライバック(3L) | 40 |
スタッフサック2 | GREAT KOSSY MOUNTAIN | ガサゴソバック(1.5ℓくらい?) | 7 |
スタッフサック3 | Mountain Gear Lab | キューベン(0.5ℓくらい?) | 2 |
スタッフサック4 | BIG SKY | INSLITE POUCH(1.5ℓくらい?) | 50 |
SHELTER&SLEEPING | 2317 | ||
マット1 | Klymit | イナーシャオゾン | 370 |
マット2 | 山と道 | ULPad15+ | 113 |
マット3 | 山と道 | ミニマリストパット(ザックの背面パットと兼用) | 50 |
シュラフ | モンベル | アルパインダウンハガー800#2 | 715 |
シュラフカバー | SOL | エスケープヴィヴィ | 250 |
テント | LOCUS GEAR | クフタイベック (付属品あり) | 500 |
ペグ1 | LOCUS GEAR | 10本 | 120 |
ペグ2 | GEETOP | 雪用ペグ2本 | 99 |
グランドシート | Mountain Reserch | エマージェンシーシート | 100 |
COOKING | 690 | ||
ストーブ | BRS | チタンシングルバーナー | 25 |
ウインドスクリーン | 自作 | 作り方あり | 7 |
ライター | BIC | コンビニで購入 | 12 |
予備ライター | LITE MY FIRE | ファイアースチールスカウト2.0 | 28 |
マグ | Wildo | フォルダーカップ | 25 |
クッカー | Toaks | チタニウムポッド550 | 102 |
カトラリー | 中国製 | スプーンとフォーク | 50 |
コジー | 自作 | 作り方あり | 7 |
ボトル | ??? | 500ml | 105 |
タンブラー | THRMOS | JOE-360 CGY(360ml) | 214 |
ウォータータンク | EVERNEW | ウォーターキャリー2ℓ | 45 |
テーブル | cascade wild | ULフォールディングテーブル | 70 |
OTHER | 2174 | ||
トレッキングポール | LOCUS GEAR | CP3(テントポール兼用) | 300 |
アイゼン | Luckerjun | 10本爪アイゼン | 670 |
ゲイター | REVOL | ロングゲイター | 1603 |
スコップ | ??? | アルミショベル | 540 |
ヘッドライト | GENTOS | LED ヘッドライトオーヴァ | 76 |
ランタン | JIL LITE | コンステル | 35 |
ナイフ | VICTORNOX | 6徳ナイフ | 52 |
歯ブラシ | - | ドラッグストアで購入 | 40 |
ティッシュ | - | 100円ショップで購入 | 10 |
ウエティ | - | 100円ショップで購入 | 10 |
ファーストエイドキット | - | ガーゼ、バンドエイド、テープ | 20 |
タオル | Acteon | スイムタオル | 50 |
三脚 | - | コンパクトなやつ | 183 |
温度計 | エンペックス | サーモマックス50 | 20 |
コンパス | モンベル | 8 | |
WEAR | 707 | ||
ダウンジャケット | モンベル | アルパインダウンパーカ(800FP) | 368 |
ダウンパンツ | Natuer Hike | ダウンパンツ(750FP) | 260 |
ダウンシューズ | AEGISMAX | ダウンテントシューズ | 79 |
FOOD&FUEL | 1900 | ||
行動食 | 柿の種、魚肉ソーセージ、マーブルチョコ | 300 | |
昼食 | チキンラーメン | 80 | |
夕食 | パスタ、コンソメ、ペペロンチーノの素 | 120 | |
朝食 | お汁粉、お餅2つ | 300 | |
飲料 | 水とコーヒー | 水500ml、コーヒー350ml | 850 |
燃料 | 厳冬期ガス缶 | 110缶 | 250 |
この表では計算してみると総重量8237gですが、重量を実際に測ってみるとおよそ8.17㎏でした。
雪山低山の行動中に必需品と感じた装備
今回雪山に登ってみて凄く必要だなと感じたアイテムがありました。
ノーマル装備にこれだけは追加させたいアイテムをご紹介します。
ゲイター「REVOL ロングゲイター」
ゲイターってスパッツと呼ばれたりしますが、シューズの中に雪や雨水や泥が入り込まないようにするアイテム。
雪が靴の中に入って濡れると不快だし、濡らしたまんま歩くと足が痛みます。
▼とりあえず揃えたゲイターだったけど、スペアゴムも付いててナイス!
アイゼン「Luckerjun 10本爪アイゼン」
アイゼンは10本ヅメのアイゼン。
地面をつかみ、雪上や凍った道の上でも比較的安定して歩くことができるので、無駄な体力を消耗しなくて済みます。
▼中国製の安いアイゼンだけど十分!初心者でも歩きやすかった!
トレッキングポール「LOCUS GEAR CP3」
トレッキングポールがとても便利でした。
雪の上を歩く時にトレッキングポールが無いとバランスを取りにくく、無駄な体力を使ってしまいます。
また、積雪が無かったとしてもツルツル滑るような凍結した地面の上でも有効的。
グローブ「LPVLUX 冬用サイクリンググローブ」
手袋もマストアイテム。
トレッキングポールの使用や転倒も考えて、常時手を使います。そこで冬の自転車キャンプのアイテムを代用。
▼冬の自転車用にと購入した手袋を代用。防水なので少し蒸れやすい。
スコップ「多分、中国製品」
スコップ大活躍でした。
- 雪の上で自分の就寝スペースを平らにする役目
- 壁をつくって風を遮る役目
がありました。その他にも雪遊びでめちゃめちゃ使えるアイテムだと感じました。冬の徒歩キャンプ定番のアイテムになるかもしれませんね。
▼安いし重量は500g!
雪用ペグ「GEETOP テントペグ」
雪用ペグはあると便利ですね。
通常のペグをバツ印にして雪の中に埋め込む事で今まで対処しておりましたが、雪用ペグなら一瞬なので簡単だし早い。そして強力。
▼こんなの使ってみました。
タンブラー「THERMOS JOE-360 CGY」
タンブラーも必需品。
零下10度の世界ではお湯をつくってもすぐ冷めてしまう。
そこで、タンブラーにお湯を入れておく事で、燃料の無駄遣いを減らすこともできるし、ずっと暖かいコーヒーを飲む事ができる。冬キャンプの定番アイテムになって良いんじゃないかとも思います。
▼スリム&コンパクトな360mlタイプ!
カイロ「14時間もつもの」
カイロは邪道だと言われるかもしれませんが、実際あるとめちゃめちゃ使えます。
手袋を脱げばすぐに手先が冷えてしまうので、カイロで温めます。また、就寝時には腰や首に貼っておくことで、ぬくぬく。
ダウンシューズ「AEGISMAX」
ダウンシューズも必需品。
キャンプ中はできるだけリラックスした状態になりたいので、靴下にダウンシューズがベスト!
▼モコモコ暖かいが、収納時はめちゃめちゃ小さい!
雪山テント泊で失敗した事
初めての冬の雪山でのテント泊になりましたが、最低気温は−10度。
失敗もありましたのでご紹介します。
シュラフカバー内がかなり濡れた!
-10度の環境下ではSOLのシュラフカバーは内部結露が非常に酷かった。
シュラフ入りたての瞬間は全く寒さを感じませんでしたが、朝方には濡れによる保温力の低下でかなり寒くなり、カイロに頼ってしまう結果となりました。
どうやら厳冬期にはシュラフカバーでは無く、インナーシュラフでの保温対策が必要になりそうです。
スコップを紛失した!
スコップを手放した時に雪の上で滑って奈落の底に落としてしまいました。
雪の上では慣れている場所でも地形が少し変わりますので、いかなる時も油断は禁物ですね。
また、雪の上では紛失物も多いみたいで、「ポケットにチャックが付いているものを選べ」とも言われたことがあります。
グラサン欲しい。
サングラスが欲しいと感じました。
理由は単純に天気の良い日の雪の上が眩しすぎるから。日中少し歩いているだけで、日焼けするレベル。
まとめ
冬山登山は今回の装備で比較的十分に楽しむ事ができましたが、いくつか問題は出てきましたね。
- 就寝具の改善!
- 雪用ペグのフル装備に変更!
- グラサン装備する!
もっともっと冬山を楽しみたいので、改良しつつまたチャレンジしようと思います。
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