こんにちは、パルです!
SNSやYouTubeで見た無骨なキャンプスタイルに憧れを持ち、キャンプ用ミリタリーバックパックを探している人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方向けにキャンプで使いたいミリタリーバックパックを厳選してみました!
もくじ
キャンプ用ミリタリーバックパックの選び方3点!
バックパック紹介の前に、簡単なキャンプ向けミリタリーバックパックの選び方を紹介します。
特に意識して欲しいのが以下の3つ。
意識したい3点
どれも大切な要素となってくるのでそれぞれ解説していきます。
①バックパックの容量
3つのポイントのなかでも1番大切なのが容量!
大きすぎてもバックパックが重くて背負いにくくなるし、小さすぎるとキャンプ道具が入り切らない。
- 装備の増える冬にもキャンプをするのか
- 軽量コンパクトな装備で揃えるのか
- 移動手段が車なのか徒歩なのか
色んな要素を考えて、自分のキャンプスタイルにあったものを選ぶ必要があります。
バックパックにはいろんな容量がありますが、大まかに分けると以下のように分類できます。
30L |
|
45L |
|
60L |
|
個人的な意見としては、初めてバックパックキャンプに挑戦する場合45L程度をおすすめします。
なぜなら、45Lは適度に装備を絞る必要があるものの、道具の積載量と移動のバランスが調度良いからです。
実際わたしは45Lでミリタリーバックパックキャンプを始めました。
②デザイン
デザインは重要。
どんなに使い勝手が悪くてもデザインが気に入っていれば我慢できます。
- 使っている道具に合うか?
- キャンプサイトに置いたときにかっこいいか?
- 背負っている時の服装に合うか?
などなど、いろんな想像をして選びましょう。
また見た目のデザインだけでなく、メインポケットの広さやサブポケットの数など、機能的な面のデザインも重要です。
メインポケットに収納したい1番大きなものが入るかどうかは確認しておきたいところです。
③MOLLE(モール)システムの有無
ミリタリーバックパックの中には"MOLLEシステム"というものが導入されているタイプがあります。
これにより、主に"PALSウェビング"(写真のDリングが付いている部分)を利用して、様々なアイテムを追加する事ができます。
わたしが使用しているサイバトロン「3Pタクティカルバックパック」を使って例を上げてみます。
バックパックの容量拡張装備ってとこだね!
モールシステムとは?①Dリングを追加
Dリングを追加する事で、シェラカップやマグカップ、ガイロープ等を外付けできるようになります。
お気に入りの道具をあえて外付けして見せるっていうのも楽しみの1つです。
モールシステムとは?②バッグ、ポーチを追加
単体で小型バックとしても使える多機能バッグを追加。
これだけでもかなりバックパックに余裕ができて助かります。
モールシステムとは?③ベルトを追加
マットやコットなど、大型でバックパックに入りきらない道具を外付けするのに大活躍。
SEIBERTRON (サイバトロン)
ここからはキャンプで使いたいミリタリーバックパック10個をポイント付きで紹介していきます。
まずはわたしも愛用しているサイバトロンから!
サイバトロンはキャンプやサバイバルゲームなど、様々なアウトドアシーンで人気のあるメーカーです。
3Pタクティカルバックパック
重さ(実測) | 本体のみ:1450g
サイドポーチ込み:1820g |
サイズ | 本体:H48×W27×D27㎝
サイドポーチ:H33×W12.7×D10㎝×2個 |
容量 | 本体のみ:37L
サイドポーチ込み:約45L |
Molle | あり |
【ポイント1】パッキング自由度が高い!
ベースは37Lですが、付属するサイドポーチで37L→45Lに。
さらにMolleシステムを活用すれば容量をどんどん増やすことができ、普段は37Lで、道具の増える冬は45Lに拡張するといった使い方ができます。
【ポイント2】価格が安く評価もよし!
2021年3月現在、Amazonでの販売価格は7999円!
意外と安い!って感じる人も多いと思います。
評価も1000以上あって星4.5!かなり人気があってわたしの周りでも愛用者が多いです。
3Dayアウトドアデイパック
重さ | 不明 |
サイズ | H50×W30×D22㎝ |
容量 | 不明(40L程度とコメントあり) |
Molle | あり |
【ポイント1】見た目がスッキリ!
パッと見でさっきよりスッキリしていて、なんというか普段見かけるバックパックの形になりました。
ミリタリーバックパックは好きなんだけど、ごちゃごちゃしたのは嫌い!って人にオススメです。
【ポイント2】周りとちょっと違う楽しさ!
サイバトロンのバックパックは先ほど紹介した「3Pタクティカルバックパック」を買う人が大多数。
そんななかで、あえて「3Dayアウトドアデイパック」を使うことで少し個性が出せます。
65Lアウトドアリュック
重さ | 不明 |
サイズ | H76×W33×D20㎝ |
容量 | 65L |
Molle | 上部のみ |
【ポイント1】圧倒的な容量!
65Lはかなり大容量。
何でも好きなものを詰め込んで行きたい!って人にはこれがオススメ!これだけ容量があればMolleシステムで拡張する必要もありませんね。
【ポイント2】安い!!
2021年3月現在、Amazonでの販売価格は7999円!
どっかで聞いた価格ですよね笑
容量が増えてるのに価格が最初に紹介した「3Pタクティカルバックパック」と変わりません。コストパフォーマンスはかなり高いと思います。
KARRIMOR SF (カリマーSF)
カリマーのなかでもイギリス軍隊や警察の特殊部隊のために開発された、特別仕様モデルが『カリマーSF(Special Force)』です。
過酷な状況での使用を前提としているため、雑に扱えてキャンプ向き!
Predetor 30 (プレデター30)
重さ | 1300g |
サイズ | H55×W30×D20㎝ |
容量 | 30L |
Molle | あり |
【ポイント1】ワンルーム機構でシンプル!
細かいポケットを除くと収納できる部分はメイン1部屋のみ!
非常にシンプルな作りになっていて、ポケットがいっぱい分かれてるとかえって使いにくい!って人にオススメです。
【ポイント2】追加アイテムで自分でカスタム!
Molleシステムに使用するPALSウェビングの数がめっちゃ多いです。
これだけあれば色んなMolleシステム対応アイテムを使い、自分合うベストな構成が組めるはず。
先ほど言った、細かい道具をまとめたポーチを外付けするのもいいですね!
ワンルーム機構でシンプルだけど、追加アイテムの自由度は高いのが魅力です。
Predetor Patrol 45 (プレデターパトロール45)
重さ | 2100g |
サイズ | H45×W34×D25㎝ |
容量 | 45L |
Molle | あり |
【ポイント1】丁度いい容量!
プレデター30をそのまま容量45Lにアップしたようなモデルです。
45Lはわたしがオススメする容量で、適度に装備を絞る必要があり、装備を厳選する楽しさを味わうのに最適だと思います。
【ポイント2】PLCEサイドポケット対応!(容量アップ!)
それでも容量が足りない!って人は、専用品のPLCEサイドポケットという専用品がオススメ!
最大12.5L×2で25L容量アップできます。
バックパックのサイドにジッパーがあって簡単に装着でき、Molleシステムを使うより一体感があります。
合計70Lで横長なデザインなのも珍しく、サイバトロン65Lとの差別化になるポイントです。
Sabre 45 (セイバー45)
重さ | 1700g |
サイズ | H60×W30×D25㎝ |
容量 | 45L |
Molle | なし |
【ポイント1】PLCEサイドポケット対応!(容量アップ!)
プレデターパトロール45と同じくPLCEサイドポケットに対応しています。
「PALSウェビングがあるデザインはミリタリー過ぎて好きじゃない!」って人に需要のあるセイバー45対して、Molleシステムを使わない容量アップの手段を用意している感じですね。
【ポイント2】キャンプでも旅行でも使える!
"ガッツリ"というより"いい感じ"のミリタリーデザインになっていてキャンプ以外でも使いやすく、容量も45Lあれば旅行で充分使えます。
キャンプでも旅行でも使いたい!って場合はこれ1つあれば兼用いけるでしょう!
DD HAMMOCKS (DDハンモック)
英国に拠点を置くメーカー、DDハンモック。
名前の通りハンモックやタープが有名で愛用している人も多いと思います。
そんなDDハンモック、実はバックパックも作っています。
ベルゲンリュックサック
重さ | 1700g |
サイズ | 不明(H50×W32×D15㎝とコメントあり) |
容量 | 本体:37L
ポーチ類:合計18L |
Molle | あり |
【ポイント1】付属アイテムが多くてうれしい!
最初からサイドに5Lの大型ポーチが2つ。背面に8Lの小型バッグが1つ付属します。
追加購入しなくてもMolleシステムを活用できるのは嬉しいポイント!
バックパック本体37L+背面小型バッグ8L+大型サイドポーチ5L×2。
これだけ組み合わせが豊富なら、季節による道具量の変化にもしっかり対応していけますね。
【ポイント2】コスパも評価も◎
2021年3月現在、Amazonにて14900円で購入できます。
DDハンモックという名の通ったメーカーで品質に安心でき、なおかつ付属アイテムもたくさんついてこの値段。
評価も170件ほどあり星4.5なのでコスパ◎です。
※ただしAmazonで安く購入できるのは並行輸入品なので、メーカー保証の問題などがある点は注意が必要です。
MYSTERY RANCH (ミステリーランチ)
アメリカを拠点とし、ミリタリーやハンターなど過酷な現場で使えるバックパックを作っているミステリーランチ。
価格は比較的高めながらもその機能性、耐久性から愛用者の多いブランドです。
3day Assault CL(スリーデイアサルトクラシック)
重さ | 2100g |
サイズ | H56×W34×D24㎝ |
容量 | 30L |
Molle | 少しあり |
【ポイント1】3ジップデザインで使いやすい!
ミリタリーランチ最大の特徴ともいえる3ジップデザインを搭載!
バックパックの正面がジップでガバッと開くので、荷物が取り出しやすく整理もしやすい。
使いたい道具を出す時に上の道具をいったん出し、戻すのが面倒でキャンプサイトがゴチャゴチャしていく。
そんな状況になるのを防止できます。
【ポイント2】本格派ながらデイリーユースまでカバー!
3day Assault CL(スリーデイアサルトクラシック)は、米軍特殊部隊だけでなく諸外国の特殊部隊でも採用実績のある「3day Assault(スリーデイアサルト)」を受け継ぐかなり本格派なバックパックで、雑に扱うことも多いアウトドアでの使用に充分耐えられる性能を持っています。
さらに「3day Assault(スリーデイアサルト)」にはなかったPCや書類の収納に便利なスリーブを搭載し、デイリーユースに落とし込んだのが"クラシック"です。
アウトドアから普段使いまでカバーしてくれる、まさに"相棒"になってくれるバックパックだと思います!
クーリー40
重さ | 1700g |
サイズ | H72.4×W40.6×D32㎝ |
容量 | 40L |
Molle | なし |
【ポイント1】3ジップ機能搭載!
こちらもスリーデイアサルトクラシックと同じく3ジップデザインが採用されています。
世界中で高く評価されていて使い勝手は折り紙付き!
写真のように中に入っている物を瞬時に確認でき、自由に取り出し可能です。
【ポイント2】登山や長距離を歩くキャンプにも使える!
素材に少し薄く軽い330デニールロービックナイロンを採用したり、耐久性を考えたうえでの軽量化がされています。
さらにハイドレーションシステムにも対応!
今回紹介する中では1番登山向けバックパックに近く、背負って歩くのに向いています。
【キャンプ向けミリタリーバックパック】TASMANIAN TIGER(タスマニアンタイガー)
ドイツ軍やフランス軍でも採用されている本格派ブランド、タスマニアンタイガーからもバックパックを1つご紹介。
有名どころ!というより知る人ぞ知るブランドってイメージです。
トゥルーパーパック V2 plus 50L
重さ | 2700g |
サイズ | H61×W36×31cm |
容量 | 50L |
Molle | あり |
【ポイント1】色が渋くてかっこいい!
物にもよりますが、タスマニアンタイガーのカラーはオリーブもコヨーテもワントーン暗めの渋い感じがかっこいいです。
なんというか落ち着いた雰囲気がありますよね。
【ポイント2】前面開放メインコンパートメントでアクセスよし!
トゥルーパーパック V2 plusは、メイン収納部のジッパーが深く設定されていて大きく開きます。
これならパッキングもしやすいし、欲しいものを取り出すのも簡単。
容量50Lのバックパックは上部が巾着になっている雨蓋式が多いなか、あえてこの作りを採用しているのは重要なポイントです!
ミリタリーバックパックでかっこいいキャンプを!
自分の気に入ったミリタリーバックパックを使い始めると、道具を詰める時にかっこいいし、背負って歩いてもかっこいい!そしてキャンプサイトに馴染んでかっこいいんですよね!
何をしてもかっこよくて、キャンプのモチベーションも上がるし、どんどん愛着が沸いてきます。
ぜひお気に入りのミリタリーバックパックを使ってバックパックキャンプを楽しんでみてください!
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