みなさんどうもこんにちは!ULキャンパーのCAMPたかにぃです!
普通のオートキャンプに比べると、容量に限りがあるのでちょっと難易度が高いバックパックキャンプ(徒歩キャンプ)。
今回はこれからバックパックキャンプを始める方のために、バックパックの魅力から、バックパックキャンプの道具の選定方法だったり、バックパックの選び方、パッキング方法までもご紹介していこうと思います。
最後には私のキャンプ飯やよく行くキャンプ場もご紹介しますので、どうか最後までご覧いただけたらと思います。
バックパックキャンプの魅力
ぜひ興味持って欲しいね!
魅力1:お手軽さ
バックパック1つに入るキャンプ道具は設営撤収、運搬、移動、メンテナンス、自宅保管において基本的にお手軽です。
テント1つにおいても、設営撤収が一人でも簡単にできる構造だったり、運搬しやすい軽量コンパクトな収納サイズなので、一人暮らしの限られたスペースでも自宅保管が簡単です。そして、取り回しの良いサイズ感なので、洗濯物干し竿で干すこともできます。
全てにおいてお手軽なので、誰でも始めやすいと思います。
魅力2:自由に移動ができる
バックパック1つなので、電車やバス等の公共交通機関での移動ができます。
もちろんそれだけではなく、友人の車にデポしてもらってのキャンプも可能だし、飛行機に乗ってのキャンプも可能です。
また、ロケーションに拘ったキャンプ場なんかは車乗入れ禁止だったりするのでバックパック1つの方が簡単だったりします。
魅力3:自然とお友達になれる。
軽装な装備になると「謎の自然との一体感」が生まれやすいです。
これは知ってる人じゃないとイメージし辛いかもしれませんが、普段感じない自然の表情に気づけたり、より開放的な気持ちになれたりするような、ちょっと不思議な気分になれます。
魅力4:可能性が広がる
バックパックキャンプを始めて荷物を軽量化すると「いつか登山もやってみようかな?」とか、「自転車でキャンプしようかな?」等と思えてくるので、別のジャンルのアウトドアも始めやすかったりします。
ずっと同じスタイルでキャンプするよりは、色んなアウトドアを知っていたほうがキャンプに飽きにくくなりますので、ULキャンプスタイルはやっぱり超おすすめなスタイルですね。
道具をミニマム化することから始まる
では、バックパックキャンプをするのには何から始めたら良いのか?
まずはキャンプ道具のミニマム化からですね!
これまでのキャンプ道具をいきなりバックパックに詰めようとしても、入り切らないか、入ったとしても重すぎてくじけてしまうことが多いかと思います。
「キャンプには何が必要なのか?」をしっかり考えて必要最低限の道具を持っていきましょう。
最低限必要なキャンプ道具一覧
では、必要最低限のキャンプ道具って何でしょうか?
- テント
- ペグ
- マット
- シュラフ
- 防寒着
- クッカー
- バーナー
- コップ
- カトラリー
- ランタン
- ヘッドライト
が私が思う必要最低限のキャンプ道具になります。
キャンプで必ずやるべきこと。寝ることと食うこと。
なので、就寝するための「テント」「マット」「シュラフ」は必ず必要です。
そして、外で飯を食うためには「防寒着」が必要で、外気温が低くても凌ぐことができるようにしておかないといけません。そして「クッカー」「バーナー」「コップ」「カトラリー」の調理器具セットが必要で、さらに照明があった方が便利なので「ランタン」と「ヘッドライト」を持っていきます。
初心者におすすめキャンプ道具
そんな必要最低限キャンプ道具ですが、簡単に私のおすすめをご紹介していきます。
1テント
初心者の方におすすめしたいテントはPAAGOWORKSの「NINJA TENT」。
ダブルウォールでミニマムなサイズ感。それでいてキャノピー伸ばして遊んだりできるのも好きですね。収納サイズも小さくなるので、使いやすいです。
また、よりコンパクトな収納に拘るならば、ルナーソロもおすすめです。
2ペグ
ペグはとりあえずアライテントのスティックペグが便利です。
ハンマーを持っていくのがキャンプの常識と教わっているかもしれませんが、私はハンマーを持っていくことはありません。
3マット
マットはエアーマットが軽量コンパクトなのでおすすめしますが、ウレタンマットの方がコスパが良い物が多いのも事実。また、ウレタンマットは地べたスタイルで過ごすのにも使えるので便利だったりします。
4シュラフ
シュラフはダウンシュラフがコンパクトにしやすいのでおすすめ。
そんな中でもモンベルのアルパインダウンハガー#2は間違いなかったですね。
5防寒着
防寒着を忘れずに入れましょう。
夏場はライトなダウンジャケットを入れていますし、冬場はモンベルのダウンジャケットにネイチャーハイクのダウンパンツのセットが一番コスパ良いと思います。
6クッカー
クッカーはツンドラ3ミニブラックバージョンがおすすめです。
鍋2つにフライパンが1つに蓋が付いているのでほぼ完璧なセットです。割と何でも調理できちゃうので、キャンプめしに困った時なんかはとりあえずこのクッカーを持っていきます。
7バーナー
バーナーはSnowpeakのギガパワーストーブがおすすめです。
収納性やゴトクの大きさや火力調節の加減等のバランスに優れていて、調理がしやすいのが気に入っている点ですね。
8コップ
コップはウィルドーのフォルダーカップがおすすめです。
リーズナブルで軽量コンパクト。カラー展開も豊富なので、おしゃれにキメる人が多いですね。
9カトラリー
カトラリーはなんでも良いけど、UCOのユーティリティースポークを使っております。
10ランタン
ランタンはゴールゼロのライトハウスマイクロフラッシュを使っております。
携帯性とバッテリーの持ちのバランスが優秀であるのと、光量調節のしやすさ等が気に入っております。
11ヘッドライト
milestone(マイルストーン)[マイルストーン]MS-G2 USB Multi Function Model(- ミッドナイトブラック)
ヘッドライトはマイルストーンのMS-G2を使っております。
こちらも軽量コンパクトなバッテリー式。光量調節がしやすいのが素晴らしいヘッドライトです。
あとのキャンプ道具は足して行けば良い
必要最低限の道具さえ入ってしまえば、あとは状況に応じて足して行くだけ。
チェアが欲しい。テーブルが欲しい。焚き火がしたい。ハンモック楽しみたい。等、どんどん足していきましょう。
バックパックキャンプのバックパック選び
最初は何リットルが良いんだろう?
徒歩キャンプ用バックパック選びに関しては見ておきたいポイントは4つ
- 容量
- 見た目・デザイン
- 背負心地
- 外付け機能の有無
かなと思います。
バックパックの容量
最初は50Lの容量のバックパックがおすすめです。
入るだけ入れようとする習性が私を含め多くの人間にはあるようなので、できるだけ70Lとか80Lの大きいバックパックを選ばないほうが良いかと思います。
見た目・デザイン
特に40L以下の容量のバックパックにしておくと非常にスマートな見た目になります。
そしてデザインが良いものも多い気がします。
バックパックはキャンプ道具を運ぶための超重要な役割のアイテムですが、身につけるアイテムでもあるのでできるだけデザインが自分好みの物を選ぶと良いと思います。
背負心地
背負心地もとても大切だと思いますが、オンラインショップで購入するとなるとなかなか確認するのも難しいですね。
本当は実店舗でバックパックに重りを入れて背負うのが一番良いですが、そこまではできない私は、自分の背面長を測りつつ、バックパックのサイズだけでもチェックしております。
外付け機能の有無
バックパックの外部にポケットやベルトがどれだけ付いているのか?
もとても重要だと思います。
大型のキャンプ道具はバックパックの中に収納するのではなく、ポケットに収納したり、ベルトで縛ることがあります。
あんまり外付けし過ぎると不格好になって移動もちょっと大変になってしまいますが、時には頼りたい機能なので、外付け機能の有無は見ておきましょう。
いざ!バックパックにパッキング!
バックパックにキャンプ道具を詰め込む時、ただひたすらに詰め込むのはあまり良く無いんです。
できるだけデッドスペースを無くすようにしたり、バックパック本体の形を綺麗に見せるようにパッキングしていきましょう。
道具が丸くなるのを防ぐ。
限られたスペースにキャンプ道具を収納する時、できるだけ丸い物を潰しておきたい。
特に丸くて邪魔になりがちなのが「収納袋に入れたシュラフ」。
クッカーは正直どうしようも無いのでそのまま入れてしまったりするけど、シュラフは収納袋には入れずに、ビニールやシュラフカバーに入れて、そのままバックパックの底に押し潰すとかなりパッキングストレス解消になります。
パッキングの1番最後は柔らかい物。
1番最後にバックパックにパッキングするアイテムは柔らかい物が良いです。
例えば、、クッカー等の硬いアイテムはバックパックの形を崩しがちで、ボコボコさせる。
クッカーは上にしても良いけど、その上から覆いかぶさるようにして柔らかいアイテムをパッキングしましょう。
スタッフサックが便利!
バックパックキャンプにはスタッフサックがとても便利!
スタッフサックとは小さな袋の事。容量は1リットルの小さい物もあれば、10リットルの大きいものもあります。
役割としては
- 道具を仕分けて取り出しやすくする。
- スタッフサックに柔軟性を持たせる事で、パッキングのデッドスペースを無くす。
- 防水仕様で雨の濡れから道具を守る。
- 濡れている道具から他の道具を守る。
など、役目は様々。
動画でパッキング方法を説明しております!
レジャーシートがあると便利!
レジャーシートを準備しておくと便利です。
使い方は
- キャンプサイトでシートの上でダラダラする。
- 設営時と撤収時、バックパックの中身を仮置きする。
- 急に雨が降った時、濡れて欲しくない道具に被せる。
などあります。
バックパックキャンプのキャンプ飯
バックパックキャンプでもキャンプ飯を楽しみます。
コンビニで購入するキャンプ飯
電車やバスで移動していると、キャンプ飯の買い出しはコンビニに行くことが多いです。
コンビニの食材はどれも一人用が多いので、ソロキャンプで利用するのには凄く便利。特に私の場合は冷凍食品コーナーをいつもチェックしております。
逆にカップラーメン等はゴミがかさばりがちなので、優先順位は低めかもしれません。
使っているクーラーボックスは?
食材やドリンクを入れるためのクーラーボックスはソフトタイプのクーラーボックスを使います。
理由としては、使わない時は折りたたんでバックパックの中に収納できるからです。
例えば、電車やバスでの移動時はクーラーボックスを折りたたんで収納しておいて、到着前のコンビニでクーラーボックスを取り出す感じですね。
バックパックのキャンプ飯。レシピは??
バックパックキャンプで持っていける食材は限られているので、ワンバーナーでもできるシンプルなキャンプ飯がおすすめ。
ゴミを極力出ないようにすること!
バックパックキャンプでは大量にゴミが出てしまうと、そのゴミを電車とバスで持って帰ることになるため、かなり困った事になります。
事前にしっかり食材が準備できれば問題無いかもしれませんが、コンビニやスーパーで買い出しする時なんかは出てしまうゴミのことまで考えましょう。
瓶のお酒はペットボトルに入れ替える等の工夫をした方が良いぞ!
徒歩キャンプできるキャンプ場
歩いていくので、電車とバスで行けるキャンプ場になります。
関東であれば、月川荘キャンプ場とか、氷川キャンプ場とか、タイニーキャンプビレッジとか、滝沢園キャンプ場とか。
私の場合はグーグルマップで「キャンプ場」と調べていきますが、見つけたらお気に入りにしておきますね。
冬でもバックパックキャンプをする方法
基本的にバックパックキャンプでは防寒着を強化する事で冬を凌いでいます。
- ダウンジャケット
- ダウンパンツ
- ダウンシューズ
等は軽量コンパクトになるので冬キャンプ必需品。
また、冬キャンプでは暖房や焚き火の温もりを感じるのも楽しいので、バックパックキャンプでもガスヒーターや焚き火リフレクターを使います。
いくらくらいでバックパックキャンプはできる??
私の調査ではバックパックキャンプトータル装備の最安値が6万円と出ました。
高い!!!と思う方もいるかもしれません。
しかし、約100名の方にアンケートをとった所、「安い!」と答える方がほぼ80%でした。
バックパックキャンプ装備が6万円で揃うなら?
安い!!77%
高い!!23%
でした。(94票)
安いと感じる人が8割という結果に!https://t.co/qmd4lZtvwB— CAMPたかにぃ (@camptakany) March 9, 2020
まとめ
以上でバックパックキャンプの始め方徹底解説を終わります。
バックパックキャンプを始めればあなたも可能性無限大のパンドラの箱を開けたことになります。
旅のあるキャンプを思う存分に楽しみましょう。
ロングトレイルを是非やってみたいんだよね!
一緒にロングトレイルしよーぜ〜!!
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