HERITAGE(ヘリテイジ)のトレイルシェルターをブログの読者さんに貸して頂きました。
今回はファーストインプレッションという形でご紹介しようと思います。
もくじ
HERITAGE「トレイルシェルター」
基本スペック
重量 | 280g(ペグ2本込) | ||
---|---|---|---|
サイズ | フロアサイズ:256×105㎝ パックサイズ:17×φ8㎝ |
||
素材 | 15Dナイロンリップストップ・透湿ポリウレタンコーティング (耐水圧1,000mm/㎠、透湿量8,000g/㎠/24hr)) |
もちはこび
重量を実測してみると本体のみで280g。
ですが、このシェルターには縫い目にシーム処理がしてあるので、シームしてもこれくらいの重量と考えても良いでしょう。
パッキングサイズはカツカツに詰めれば拳くらいの大きさになりそうですね。
ただし、このテントの幕は収納時に膨らみやすいので、収納袋を少し余裕を持たせた方が良さそう。
トレイルシェルターの設営方法
ヘリテイジのトレイルシェルターを設営してみようと思います。
準備するものは?
トレイルシェルターの設営に必要な道具はたったのこれだけ。
- 本体
- トレッキングポール2本(110㎝まで伸びるならOK)
- ペグ2本
ヤバくないですか?
この時点でどれだけ設営が楽チンなのかが伝わると思います。
設営開始!
では実際に設営してみますね。
まずは出入り口を確認してから両サイド2箇所をペグダウンします。
フロアとなる部分を広げます。
ファスナーを開ける。
ポールを差し込んで伸ばします。
トレッキングポールはキャップを外せば差込口があります。
しかし補強がされているのでキャップを外さなくてもイケます。面倒臭がりな私には最高っす。
これで一応完成。
慣れちゃえばマジで1分で設営できますねコレ。
ただ、前後のペグも打った方がなんか安心するし、形も綺麗に決まります。
トレイルシェルターの特徴
トレイルシェルターのちょっと面白いギミックをご紹介します。
特徴1.テンションコードの位置!
ループが付いててそこにペグを打つ事ができます。
しかし、テンションコードが見当たらない。。。。
実はテントの頂点部分にテンションコードが2つ付いております。
テンションをかけると全体的に締まります。めっちゃ簡単にテンションかかります。
特徴2.雨がダメらしい。
雨が降ると縫い目やファスナーから雨が染み込んでくるらしい。
トレイルシェルターは一般のテントとは使用目的が異なる装備です。本体生地の耐水圧は1,000mmありますが、降雨時にはファスナーや縫製ラインなどから漏水がおこることがあります。あくまで簡易テントとお考えください。
メーカー側もこう言っているので、ちょっと雨の日の使用は怖いですよね。
個人的な見解としては
「ガッツリ雨に打たれるとダメかもしれないけど、シーム処理をしてれば小雨はなんとかなるかな?」
と思っています。
特徴3.ペンチレーターあり!
ペンチレーション付いてます。
テント内に注意書きとして「密閉するな。」と書いてあるので就寝時には必ずペンチレーターをオープン。
ただし、ベンチレーターは絞ることもできるので、昼間は虫が入らないように絞っておいて、夜だけ開けました。
これでテント内でランタンでも点けない限りは虫の侵入はないはず。
ただし、ベンチレーターからの虫の侵入が恐ければ、オプション品として「ベンチレーター用モスキートネット」が購入できます。(¥715)
特徴4.貴重品だけなら中に置ける。
バックパックを中に入れておくのはちょっと難しそうですが、カメラやサコッシュや着替え程度なら全然入れておける。
トレイルシェルターを使ってみて思った事5つ。
借りたトレイルシェルターを使って1回だけですが、キャンプしてみました。
メリットデメリットを感じたので、使い心地を紹介します。
1.めっちゃ普通に就寝できた!
めっちゃ快適に就寝。無事に朝を迎える事ができました。
一応このテント、フルクローズなので虫が入る心配も無いので、虫の侵入にビクビクしなくても良いのは嬉しいですね。
2.荷物としてほぼノーカウント!
感覚としては軽量レインウェアをバックパックに積める感じですかね。
先ほどの持ち運び紹介でも見せましたが、マジで軽くてコンパクトなので荷物にならない。ほぼノーカウントです。
もちろんテントが軽くなった分、他の荷物を増やせるってゆー「おつり」が出ますよね。笑
フィッシングとか、スキーとかにも需要ありそうですね。
3.全てが手元にある感覚!
寝ながらペンチレーションの開け閉めをしたり、テントの開口部を留めたり、ランタンを点けたり消したりできます。
手を伸ばせばすぐに届くので、ものぐさな感じで過ごせて良いです。
4.結露はそこまで???
ペンチレーションをしっかり開けていたからか、結露はほとんどしませんでした。
しかし、環境を変えて試してみれば当然変わると思います。
5.タープポンチョとの組み合わせで雨対策できるかも!
上からタープポンチョを被せただけの簡単な工夫をしてみました。
入るのがちと面倒でしたけど、
- テントに雨がかからなくなる
- 雨でもバックパックを外に置ける。
- 入る時に雨で濡れない。
- タープポンチョなので、撤収時にそのまま着れる。
等のメリットがありそうで、割と良いかもしれません。
6.狭くてシュラフ被りにくい!
1人でギリギリ就寝できるサイズです。
私ですらギリギリなので、身長が180㎝ある人は頭か足がテントに付くような状態になると思います。
狭いとシュラフ被るのが一苦労。
まとめ:面白外遊び枠のテント!
以上でヘリテイジのトレイルシェルターの紹介を終わります。
テントがここまで軽量化されると他のギアを色々持って行きやすくなるんで、山で遊べる道具を色々持って行く事ができます。
テント内で過ごす時間は就寝時だけって人向けかな。
また、今回このヘリテイジ「トレイルシェルター」を貸して頂いた読者さんには多大なる感謝の気持ちを込めて、あるプレゼントと同封して、返却しようと思います。
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