バックパックでキャンプする魅力は身軽さや手軽さだけでなく、どこへでも行ける可能性だったり、他のアウトドアアクティビティとも合わせやすいメリットもあります。
また、バックパックの中身にはキャンプ道具だけでは無く、所有者の夢とか希望も詰め込みます。
もくじ
バックパックに入れるキャンプ道具!
バックパックのキャンプ装備はこんな感じ。
就寝時のために
- テント
- ポール
- マット
- シュラフ
- LEDランタン
を準備して、
ご飯を食べるために
- クッカー
- バーナー
- テーブル
- ヘッドライト
- ウォータータンク
そしてお楽しみの「焚き火台」を入れます。
※写真ではシュラフやシュラフカバー、食料、水、燃料ボトルは写ってませんが、実際には入れます。
それらの道具を綺麗にバックパックにパッキング!
これで私はどこへでもキャンプに行くことができます。
ソロキャンプのバックパックの3つの選び方!
はじめに言いたいのが「ハイキング」と「キャンプ」は違うということ。
日中、行動し続けるハイキングとは少し対照的に、キャンプでは日中お酒を飲みながらのんびりとする事が多いかと思います。
すると、当然パッキングする道具も変わります。
よって、選び方で大切なことは、この3つと判断しました。
- 背負いやすさ。
- 容量の大きさ。
- 外付け機能の多さ。
バックパック選びのポイント1.「背負いやすさ」
バックパックにはリュックとは違って、快適に背負うための機能がたくさん付いております。
・ウエストハーネス(ウエストベルト):腰で固定できるベルトの事
・チェストストラップ(チェストベルト):胸部分のベルト。ショルダーハーネスの固定や姿勢を正す役割もある。
・ショルダースタビライザーストラップ:ショルダーハーネスの付け根につけれられたベルトで、調節に使う。
通常バックパックはショルダーハーネスとウエストハーネスで荷物の重量を5:5に分散させ、身体に這うような形になっています。
その結果、できるだけ重量を感じにくくしてくれる仕組みになっています。
バックパック選びのポイント2.「容量の大きさ」
私の経験上、30Lのバックパックがバックパックキャンプの限界かと思われます。
- 30L:最小値(ウルトラライト 装備)
- 40L:ライト装備
- 50L:平均値
- 60L:平均値
- 70L:セミヘビー装備
- 80L:ヘビー装備
- 90L:限界値(キン肉マン装備)
的な感じですかね。
色んなバックパックキャンパーを見て来ましたけど、バックパックキャンプを1番始めやすい無難なサイズは50〜60Lですね。
バックパック選びのポイント3.「外付け機能の多さ」
バックパックには外付け機能が豊富な物が多いです。
キャンプ道具をバックパックに入れても、季節によっては荷物量も変わるので、入りきらないケースがあります。
そんな時に、頼りになるのがバックパックの外付け機能なんですね。
- トップストラップ:テント、タープ、ロールマット、チェア、スタッフサック。
- 背面ポケット:後で入れ忘れた物、暖房器具(ガスストーブ)
- バンジーコード:上着、テント、キャンプ後のゴミ袋
- ボトムコード:テント、タープ、シュラフ、ロールマット、チェア、コット
- サイドストラップ:ポール、ランタンスタンド、ロールマット、テント
- サイドポケット:ポール、ペグ、ランタンスタンド
外付け機能は主に嵩張るキャンプ道具を収納する時に使うことが多く、テントやロールマットを外付けにする事が多いです。
快適なキャンプがしたい人はテントのサイズが大きくなったり、コットの持ち運びも視野に入ると思うので、ぜひ外付けできるバックパックを選びましょう。
キャンプのおすすめバックパック13選!
ソロキャンプで使用できそうなバックパックを20選!
1.グレゴリー「バルトロ65」
容量:65ℓ
グレゴリーのバルトロは重たい荷物を背負うためのゴレゴリー独自のフィッティング技術がかなり優れていますので、背負えば一発で決まります!
65ℓ以上の大容量のバックパックの中では、1番選ばれる大人気のバックパックになります。
2.オスプレー「イーサーAG 60」
容量:60ℓ
オスプレーのイーサーAGはボトムストラップや大容量の背面メッシュポケットや背面ベルトが装備されていて、外付け機能が豊富です!
そして、このバックパックには「AGサスペンション」とあり、こちらもフィッティング技術に強い自信を持っているだけあって評価は高いです。
3.カリマー「クーガー55〜70」
容量:55ℓ+15ℓ
カリマーのクーガーは通常55ℓのバックパックですが、雨蓋を調整したり、大容量の背面ポケットを利用することにより、70ℓまで拡張することもできます。
メンズ、レディースと用意されているけど、サイズがフリーで、背面の調節が大幅にできます。しかも、背負ったまま調節可能という便利なバックパックなんですね。
4.ミレー「シャスタ」
容量:65ℓ+10
ミレーのシャスタはブラックベースにレッドの差し色が印象的なおしゃれなバックパック。容量は最大で75ℓも入るので、かなりキャンプ道具が積み込むことができるでしょう。
収納性、デザイン、フィッティングのバランスが定評で、人気のバックパックになります。
また、雨蓋はウエストバックとしても使えるようになっているので、キャンプ場でのちょっとしたハイキングにも活躍しそうですね!
5.マウンテントップ「バックパック」
容量:55ℓ/65ℓ
マウンテントップのバックパックはめちゃめちゃベーシックなバックパックですが、お値段がかなりリーズナブル。
バックパックとしての外付けの機能性だったり、ポケットやベルト部分などもしっかり揃えられており、安いバックパック枠としては強力な味方ですね。つくりもしっかりしていると評判なバックパックです。
6.グラナイトギア「ブレイズAC」
容量:60ℓ
グラナイトギアのブレイズACは背面のメッシュポケットやサイドストラップでの外付けが可能。ボトムストラップは無いけれど、バックパックの上部にはトップストラップがあります。
また、デザインが渋くておしゃれ。グラナイトギア独特のこのデザインは好きな人は好き。
7.ファウデ「アシンメトリック52+8」
容量:52+8ℓ
ファウデのアシンメトリックはシンプルな見た目が特徴的。外付けの機能はやや少なめなので、すっきりとしたパッキングを狙います。
一流ブランドとして知られるファウデは、つくりはしっかりしているのに、価格は比較的リーズナブルなのが嬉しい。
8.ホークギア「バックパック」
容量:55ℓ
ホークギアのバックパックはめちゃめちゃ安いのが特徴的。それでも、しっかり雨蓋にバンジーコード、大きめの外部ポケット、ボトムストラップで外付け機能も充実しています。
デザインもカモフラ、ブラック、ダークグレー等あるのでファッションに合わせることもできて嬉しいですね!
9.ザ・ノースフェイス「カイルス50」
容量:50ℓ
ノースフェイスのカイルスも背面ポケットが比較的大きく、ボトムストラップやサイドコード、雨蓋での荷物の調節ができます。
また、バックパックの背面が背中と密着しないようになっているので夏場の汗を掻くシーズンでも背中がベタベタしないというメリットもあります。
10.マウンテントップ「バックパック」
容量:40ℓ
マウンテントップの40ℓのバックパックは外部の外付け機能に特化したバックパックになります。こちらもかなりお値段はリーズナブル。
驚くのはこのバックパックのカラーの選択肢!自分のファッションやテントの色に合わせてコーディネートするのも面白いですよね!
11.サイバトロン「3Pタクティカル」
容量:37ℓ+2
サイバトロンの3Pタクティカルはミリタリー系のバックパックで、容量は37ℓとやや小さいものの、ガンガン外付けできるストラップの多さが魅力。サイドバックを使用することで更に容量もアップ!
ポケットも多いので収納面での管理のしやすさと、生地の強度があるのでナイフやオノ等のパッキングにも向いています。
特にブッシュクラフトを極める方におすすめしたいバックパック。
12.ローローマウンテンワークス「アンテロープ」
容量:40ℓ
ローローマウンテワークスというガレージメーカーのバックパックである、アンテロープは何と言ってもデザインが可愛らしい。
デザインだけでなく、しっかりとしたショルダーベルトが付いていたり、荷物の収納を楽にする、ロールトップのバックパックなのも嬉しい。ただし、ウエストベルトはウルトラライト系バックパックに多いタイプの簡易的なベルトになるので、荷物の重量には多少の気遣いが必要になるかも。
13.トレイルバム「ステディ」
容量:40ℓ
トレイルバムの「ステディ」は正真正銘ウルトラライトなバックパックですね。
バックパック自体の重量は485gとなんと500gを下回りますので、一般的な40ℓバックパックと比較するとおよそ半分。フレームが入っていないのでパッキングには少し技術を要するけど、使いこなせば面白いキャンプができるはず。
まとめ:ベストなバックパックを探そう!
以上でバックパックキャンプのバックパックの選び方と、おすすめ13選の紹介を終わります。
最後に言っておきたいのが、正直なところ、道具が入ればキャンプはできるので、割とどうにかなるという事。
本当はバックパックでなくても、リュックでもボストンバックでも風呂敷でも良い。
でも、それには道具合わせる必要や自分の技術を磨く事が必要になるので、今回バックパックの選び方までご紹介しました。
皆様が最高にナイスなバックパックと出会えることを願っております。
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