前回「NINJYA TENT予約始まったよー!」の記事を書きましたが、予約していたニンジャテントがいよいよお家に届きました!
この記事では、ニンジャテントの開封レビューを致します。
マジで細かいギミックが多数ありますが、なるべく全部説明し、徹底的に解剖していきますので、ぜひ最後までお読みくださいませ。
もくじ
パーゴワークス「NINJA TENT/ニンジャテント」
ニンジャテント開封!!
というわけでニンジャテントを開封!
巻物状態になった収納袋をバックルを外して解放してみると、コロコロっと開くのも簡単。
巻物状の収納袋にはニンジャテントの設営方法等も書いておりますね。
他にも、説明書も付属しておりました。また、保証期間に付いての記載もされており、1年間は保証してくれるとのこと。安心ですね!
ニンジャテントの内容
真ん中のメインポケットにはフライシート、インナーテント、グランドシートの3点が入っております。
触ってみるとかなり薄いけど、40Dなので決して薄すぎるわけではなく、絶妙な薄さです。ニンジャタープと同じ素材だそうですよ。
メインポケットの両サイドにはポールが2本入っておりました。
そしてサブポケットにはペグ7本とキャノピー用ガイライン2本。もう1つサブポケットがあり、テントが破れたり、ポールが折れてしまった時の修理キットも入っております。
この作りはなんだか、男の子の心をくすぐるというか、さすがパーゴワークスっすね。
もちはこび
重量を測ってみた!
ニンジャテントのフライシートとインナーテントとポール2本を収納袋に入れて重さを測ってみると、1260gですね。
で、グランドシートの実測値が190g。全部合わせて開封された時と同じ状態で測ると、1600gでした。
私の場合はニンジャテントをフライとポールの3点セットでの使用を考えているので、1260gを持ち運ぶことになりそうですね。グランドシートとフライとポールでの使用を考える人はまた重量も変わります。
ニンジャテントのパッキング方法
ニンジャテントの収納サイズを実測してみると、40㎝×φ13㎝でした。このニンジャテントをどのようにして持ち運ぶのかを具体的に紹介します。
バックパックに収納
ニンジャテントのパッキング方法はバックパックの中に入れても良いですが、私の場合はバックパック「山と道mini2」のトップベルトに収納する方法や、ボトムコードに収納する方法があるかなと思いました。
サイズが長さ40㎝なので、ニンジャテントを横向きにして収納できるのは嬉しいですね。
ロードバイクに収納
バイクパッキングにも最適です。
アクセサリーホルダーに付けてみましたが、サイズ感最高ですね。重量も1200gと軽いので、走行中の不安定さもほぼありませんでした。
収納袋を変えるという選択肢
ニンジャテントの収納袋を変えて、圧縮可能なスタッフサックに入れてみましたところ、かなり小さくなります。私が普段使用している、SEA TO SUMMITのスタッフサックを使用し、押しつぶしました。
これならフライとインナーだけ、バックパックの中に押し込んで、ポールだけサイドポケットに収納という選択肢も出てきますよね。
ニンジャテントを設営してみた!
では早速ニンジャテントを設営していきます。設営方法は収納袋にも書いてありますが、説明書を読むのが苦手な方は、ぜひ私の設営を見てください。笑
1.インナーテントを立てる
インナーテントを地面に広げます。
ポールはバッテンにはせず、インナーテントの長辺に1本。もう片方に1本。ポールの先端をインナーテントの四隅の穴に入れます。
ポールを起こして、バッテンにします。
ポールの交差した場所をインナーテントのフック(大)で固定しつつ、フック(小)もかけていきます。
最初に1番上のフックをかけると簡単かも。
これでインナーテントは完成。自立式なので、このまま運ぶこともできます。
また、インナーテントのみの使用にすれば、夏場は蚊帳としても活躍するでしょうね。
インナーテントの四隅にペグを打ちます。黄色い細引きのループが大小2つありますが、大きい方のループをペグにひっかけます。
2.フライシートを被せます。
続いて、ニンジャテントのフライシートを被せます。
被せたらフライシートの四隅にフックがあるので、インナーテントと接続します。
フライシートのフックは非常にシンプルですが、1度フックをかければ外れにくくなっており、安心感がありますね。
フックをインナーテントのループ(小)にひっかけたら、コードを引っ張ってテンションを強めます。
前室部分はペグが2本。
後方はペグ1本。
これで完成です。
ペンチレーションが2箇所ありますので、開けておきましょう。ペンチレーションにはマジックテープが仕込まれているので、片手でできます。
扉を捲し上げると開口部はかなり大きく、出入りもしやすいですね。
3.キャノピーも伸ばせる!
別途でトレッキングポールを用意することで、キャノピーを作ることができます。
私のトレッキングポールは135㎝まで伸ばすことができますが、125㎝のトレッキングポール でも十分ですね。
トレッキングポールの持ち手部分を上にして引っ掛けてみましたが、通常は石突き側を上にしてキャノピーを作ると思われます。テンションを張るための自在がニンジャタープと同じ自在なので、張り綱の調節めちゃめちゃ簡単ですね。
トレッキングポールの石突きを地面に刺すことで、前室部分にペグを刺さなくても大丈夫。
4.シングルウォールでの使用も可能
ニンジャテントはインナーテントを省いての使用も可能なんですね。
その場合はグランドシートを使用することになるんですが、グランドシートの四隅はインナーテントの四隅と同じ構造になっております。つまり、同じように立てることができるんです。
ただし、ポールとフライシートの接続部分はマジックテープ3箇所なので、外が暴風雨とかだと流石に使用は難しいかもしれませんね。
ニンジャテントのキャノピーが快適!
やっぱりキャノピーがあるのって嬉しいですよね。もはやタープが無くたって凄く快適なキャンプができます。十分な広さでした。
ヘリノックスのグランドチェアを使用しましたが、サイズ感が凄くマッチ!ソロキャンプではぜひ積極的にチェアを使いたいなと思いました。
ニンジャテントの内装だ!!
とにかく広い!
すんげぇ広いっすね。床面積以上の広さを感じます。
高さもありますが、天井部分の幅の大きさも室内空間を広く感じる秘密の1つだと思われます。
また、室内のサイズを測ってみたんですが、奥行きは110㎝で長さは190㎝でした。
大人2人ギリギリで就寝できるサイズですね。
前室も広い
前室もめっちゃ広いです。(計測したら60㎝でした。)
調理はもちろんできるし、荷物も十分に置くことができますね。
また、私が指で触っている箇所はガイラインが付いており、外からテンションをかけることができるので前室をさらに広げることもできます。
そうするとマジで広い。もう外に出なくても良いんじゃないかと思うレベル。笑
ニンジャテントのマジで細かい7つのギミック!
ではでは、ニンジャテントを更に快適にする細かいギミック(仕掛け)を紹介します。
ギミックその1:テントのポケットは6箇所
ポケットはサイドに3箇所で、両サイド合わせると全部で6箇所もあります。
収納箇所がたくさんあるので、スマホや地図やお菓子等、収納袋等を散らかしがちな私には嬉しいギミックですわ。
ギミックその2:吊り下げループ6箇所!
なんと吊り下げループは6箇所もあります。
これは私の見解ですが、実はこのループの用途は海外のロングトレイルと大きく関係してるのだと思われます。おそらく、物干し用ループも考えられているのでしょう。洗濯物用の可能性があるってことです。
ギミックその3:後部のジッパー
インナーテントの後方には片腕が入る程度の小さなジッパーがあります。
その開口部から片腕を伸ばすことにより、後ろのペンチレーションを調節できます。
ギミックその4:後部にベンチレーション
紹介が遅れましたが、後部にはクリップがあるんですが、それをあげると。。。
フライシート後ろを捲し上げることができます。これで室内も涼しくなりますね。
ギミックその5:キャノピーから落ちてくるガイライン!
キャノピーには謎のガイラインがありますが、これは排水溝システムですね。
前回も紹介しましたが、この排水溝システムがあるので、雨の日にキャノピーに水が溜まり、倒壊するのを防いでくれます。また、排水システムのガイラインの先に入れ物を置いておけば水を貯めることもでき、飲み水にして使う可能性も!
他にも用途がある!
この排水溝のガイラインの用途はそれだけでは無く、先ほど紹介した、前室を引っ張って広げる用途もあります。
また、扉を半分捲し上げて排水溝システムのガイラインで縛ることによって開口部を狭くすることができます。
これ結構私的にはナイススタイルだなと思っていて、半分を前室にして、半分リビングにしての使用ができるので、なんだか落ち着きますね。多分、引きこもり体質のある方なら分かってもらえるはず。笑
ギミックその6:ダブルジッパー
扉は両サイドのジッパーがダブルジッパーになっております。
これで自分の身を潜めつつ、外敵の様子を伺うことができるわけですね。
まさにニンジャの所業ですな!!
ギミックその7:網戸、ノー網戸。
ニンジャテントのインナーの大きな扉は、網戸にもできるし、網戸じゃなくすることもできます。
これなら、インナーテントのみの使用時もプライバシーを確保することができますね。
気になったところ
ニンジャテントのデメリットと言いますか、気になったところがありました。
ガイラインの追加が無い。
通常、テントの中腹部分にガイラインを追加できるようにしている物が多いですが、ニンジャテントには中腹にガイラインを追加部分する余地がありませんでした。
これは暴風雨時の使用が少し怖いなと感じるのと、登山での稜線上のテント泊は不可能なのかなと感じるポイントでしたね。
収納袋の「NINJA TENT」の主張が強め
これは好みの問題だとは思うのですが、個人的には収納袋のNINJA TENTのロゴの主張力が結構強めだなと感じました。
電車でキャンプに行く時に、このテントを外付けにしていると、周囲の人に「これはテントだ!」と思われてしまうのがちょっぴり恥ずかしい。しかも「忍者」。少しはずかしい。まぁ収納袋を変更すれば良いだけの話ですけどね。
色違いが欲しい。
実際に設営して思った事なんですが、ニンジャテントのベージュとかあれば良いなと思いました。
黒も十分かっこいいですが、私はベージュのテントも欲しかった。笑
まとめ:これは買いでしょう。
デメリットも出しましたが、これは間違いなく最高スペックのテントだと思います。
総合的に見て、1200gでここまでギミックを装備させて、室内、前室ともに広々と使えるテントはそう無いでしょう。そして、生地の絶妙な薄さにより、パッキングの幅を効かせられるというのは、かなりポイントとしては高い。高すぎる。
予約して、このテントを手に入れた方々には恐らくかなり面白いキャンプが待っているのでは無いかと思います。まさに旅を楽しみ、キャンプを楽しむ人のためのテントっすね。存分にアウトドア、楽しみましょう。
ニンジャテントを手に入れる方法は!?
多分、この記事を見たり、他の人のテントレビューを聞いたりして「やっぱりニンジャテントどうしても欲しい!」と思う方もいると思われます。アマゾンですぐにポチりたいけど、残念ながら、今の所購入方法は無く、次回の予約開始を待たないといけません。
私もなるべくチェックしつつ、このブログやtwitterで情報発信しますので、ぜひ今後ともチェック宜しくっす!
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