ソロキャンプをするのに、30ℓのバックパックを使用して道具を運ぶ場合、どこまで快適キャンプができるのか試してみました。
また、道具は何を使用していて、どんなパッキングをしているのか?まで紹介します。
何かの参考になればと思います。
もくじ
軽量化しても快適なソロキャンプ!
軽量化しても快適なキャンプができます。しかし、具体的にどんなキャンプができるんでしょうか?
しかも今回は冬キャンプで雨キャンプ!
天気予報では気温は最低5度程度でまぁそこそこ寒い冬キャンプ。しかも雨が1日中降るという環境でした。雨対策と寒さ対策の両方をしないといけませんね!
テントとタープを連結!
タープ泊も考えましたが、テントとタープを連結させて、広々とした快適空間を作ることにしました。テント内でゴロゴロしつつ、タープ下で食事します。雨でも行動範囲が広くて快適です。
また、テントとタープを合わせても重量はたったの900g。ポールは2本使用していて300g。つまり、この装備は1200gで実現できる装備となります。
チェアで寛ぎ、地べたでも寛ぐ!
チェアで寛ぎつつ、地べたスタイルも楽しみたい!選択できる優雅さを取り入れるために、チェアとウレタンマットを持って来ています。
ウレタンマットに関しては就寝時にはエアーマット「イナーシャオゾン」のブーストとしての使用の役割もあり、地面からの冷気を完全に遮断します。
キャンプ飯も充実させる!
キャンプ飯はご飯を炊いて、おかずを乗せて、ホットワインを楽しみました。
冷蔵しておきたい物だけ、別途でソフトクーラーボックスに入れており、手持ちで運びました。なので、実は30ℓ+6ℓ。少しインチキしております。笑
ストーブを用意!
当たり前ですが、冬キャンプにストーブがあると非常に快適になります。
軽量化したいけど、ストーブを持っていきたい場合はガスストーブはおすすめです。パッキングサイズは少し大きいけれど、軽いのでバックパックで運ぶには最適。私が使用しているガスストーブは重量500g程度で熱源も2つなのでポカポカ。お値段もマジで安いっす。
30ℓのバックパックにキャンプ道具をパッキング!
ではこれだけの装備をパッキングしてみたらこうなりました。
ポテチの存在感が大きすぎて、なんじゃこりゃあ状態。本来30ℓなのでここまでの装備は難しいと思われるところを、外付け機能を遺憾無く利用し、道具を増やしております。
バックパック外付けのパッキング方法
これではちょっと何が入っているのかわかりづらいので、撮影し直しました。
バックパックは山と道mini2を使用しておりますが、背面ポケットやサイドコード、ボトムコード、トップベルト等を最大限に使っているのがお分り頂けますか?
タープはすぐに取り出せる位置に
ソロ用のタープとして絶賛おすすめしているニンジャタープですが、こちらをキャンプ場に到着してすぐ雨宿りのできるタープを設営できるようにすぐに取り出せる位置にパッキングしております。
チェアもすぐ取り出せる位置に
様々なチェアの中でも、収納サイズがコンパクトで軽いのがヘリノックス「グランドチェア」。チェアはボトムコードでバックパックの下部に縛り付けています。
チェアを外付けである理由は、私がキャンプ場に到着したらまず休憩し、ビールを開けたいから。そして、チェアの場合は他のギアと比べると、かなりかさ張りやすいからですね。収納サイズが変形しないギアは外が丁度いいすね。
ガスストーブは背面ポケット!
今回1番嵩張るアイテムが、暖房器具である、ガスストーブでした。そういう嵩張るアイテムは登山用のバックパックによくある、ヘルメットを収納するスペースを利用します。
特に、海外のウルトラライト系のバックパックに関しては、背面ポケットが大きめのものがいくつか存在していて、大きいものだとなんと追加で20ℓもかさ増しができるバックパックがあります。
使えそうじゃん!
バックパック中身の収納方法
レインウェアが1番上
レインウェアは1番上。敢えて収納袋に入れずに詰めました。
すぐに取り出せる事ももちろん大切ですが、それよりもバックパックの形を綺麗にする目的の方が大きいですね。クッカー等を1番上にすると、どうしてもバックパックの形にクッカーが浮き出てしまう。それではちょっとかっこ悪いので、食料や衣類でカバーします。
クッカーやテントはその下
はい。クッカーセットが出て来ました。コップやバーナー、カトラリー、ガス缶もスタッキングしてあります。
テントです。パツンパツンに収納しているわけでは無いので、中で押しつぶしています。パッキング時に変形してくれるギアは積極的に中に入れます。
焚き火台は背面に差し込んでいる
焚き火台は「ピコグリル293」を入れました。
ピコグリルのパッキングの形状は板状なので、背面にそうようにして入れることができます。ほとんど収納にストレスが無いので、ピコグリルはバックパックキャンパーには最高の焚き火台ですね。
シュラフや防寒着はパックライナーに
シュラフやダウンジャケットやダウンパンツは全部ザックの底に防水素材の袋に入れて押し込んでいます。パックライナーとなる防水のスタッフサックとして使用するのは、私の場合ですとシュラフカバーを代用していますが、別にビニール袋でも大丈夫。シュラフやダウン上下を収納袋にいちいち入れるのは面倒だし、収納袋にシュラフを入れると丸い形になってしまうので、かえってバックパックの中で嵩張ってしまいます。
▼シュラフや衣類の収納方法は動画で見た方が分かるかも。
軽量化ソロキャンプ道具のパッキングをやってみよう!
というわけで、私は快適キャンプを30ℓのバックパックにパッキングして楽しむことができました。
電車でキャンプに行くことはもちろん、オートキャンプなら駐車場からサイトまでの距離のある場所でもストレスなく、運搬できて素早い設営撤収が可能になりますのでおすすめ!
しかし、バックパックのスペックによって、私と同じパッキングができるできないは出てきますし、「外付けは見た目が好きじゃない!」と言う人もいると思いますので、あくまで参考程度に受け取って頂ければと思います。
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