
こんにちは、けいしです。
軽量コンパクト系の冬マットで悩んでいる方、いませんか?今回は、僕が普段から愛用している冬用マットEXPED「Synmat HL Winter M」をご紹介しようと思います!
教えてくれ〜!
もくじ
EXPED Synmat HL Winter M
製品情報
重量 | 430g |
サイズ | 厚さ9cmx長さ183cmx幅52cmx足幅35cm |
対応下限温度 | -20℃ |
R値 | 5.2(ASTM F3340) |
付属品 | 専用ポンプサック、収納袋、リペアキット |
マット内部には、Texpedloftマイクロファイバーと呼ばれる化繊の中綿が封入されています。
これによりR値5.2、対応下限温度-20℃というスペックとなっているのです。
スゲェ!!
もちはこび
収納袋に入れたサイズはご覧の通り。
21cm×11cmと4シーズン対応の中綿入りマットにしてはかなり小さくなります。
また重量も430gで、スペック等を考えると正直かなり軽いです。
※近いスペックのものと比較してみると、以下のような感じ。
メーカー | 製品名 | R値 | 重量 | 使用サイズ |
EXPED | Synmat HL Winter M | 5.2 | 430g | 52×183cm |
THERMAREST | ネオエアーXライト(W's) | 5.4 | 340g | 51×168cm |
THERMAREST | ネオエアーXサーモ(R) | 6.9 | 430g | 51×183cm |
THERMAREST | ネオエアーXサーモ(L) | 6.9 | 570g | 63×196cm |
NEMO | TENSOR™ALPINE REGULAR MUMMY | 4.8 | 475g | 51×183cm |
収納袋の中には、マット本体の他に専用のポンプサック(右下)とリペアキット(右上)も入っています。
シンマットの膨らまし方
前述のように、EXPEDのSynmatには専用のポンプサックが付属しています。
このポンプサックとマットのバルブをそれぞれ接続して、中に空気を送り込みます。

各々のバルブを開いて…

カポッと接続!!

ポンプサックに空気を入れて…

押し込む!
目からウロコ!!
便利な逆流防止バルブ
バルブには逆流防止の弁がついているため、しっかりと空気を入れ切ることができます。
逆に空気を抜く時には、バルブに付属しているピンを刺せば、簡単に弁を開放することができるので便利です。

空気抜き用のピンが付いています

ピンをバルブに差し込むと空気が抜ける
Synmat HL Winter Mのレビュー
質感が何気にかっこいい
表面の「ハニカムパターンコーティング」が他社のマットにはない独特の見た目でかっこいいです。
ツルツルすぎない適度なざらつきがあるので肌触りも良く、滑り止めの効果もあるそう。
不思議。笑

この赤色が、良いのです笑
雪山で使える断熱性能

2月の弥山山頂(1895m)付近で使用
雪がしっかり降り積もった真冬の雪山で使ったこともありますが、このマット単体+厳冬期用シュラフで問題なく眠ることができました。
この時はカイロや湯たんぽといった熱源も使用せず、純粋に防寒着とマットとシュラフの性能のみでの使用でしたが、全く問題なし。
地面からの冷気はバッチリ遮断できている印象です。
寝心地ふわふわ最高
マットの厚みが9cmあるので、沈み込みすぎて接地してしまうということはまずありません。
全長も183cmあるため、平均的な身長の方であれば問題なく横たわることができます。
前述のハニカムパターンコーティングのおかげで滑りにくいので、寝ている間にマットがずれてしまっているなんてことも少ないです。
冬以外はむしろ暑い
気温が高くなってきたら熱が籠って暑くなりすぎてしまうので注意です。
最低気温が10℃以下の涼しい、もしくは寒い時期に使うようにしましょう。
収納時にかさばりがち
このマット、空気を抜くのは比較的楽な方だと思います。
しかしながら、中に封入されているマイクロファイバーのおかげで少し嵩張るんですよね。
標準の収納袋もあまり大きなものでもないので、そこに収まるように小さくするのも面倒です。
けいし流!シンマットのらくらく収納方法!
というわけで、なるべく嵩張りにくいけいし流のシンマット収納方法を皆さんにもご紹介したいと思います!
マットを足側からクルクルと巻いていきます。
Synmatは構造上、気室が縦方向に長く並んでいるので、下手に折り畳むよりも端っこから巻いて空気を押し出す方が綺麗に空気を抜くことが出来ます。

逆止弁が付いているから大丈夫!ぺたんこ!
空気を抜き終えたら収納袋に…ではなく、僕はポンプサックに入れてしまいます。
このポンプサックはドライバッグのような構造をしているので、畳んだマットを入れて口を閉じ、空気を抜いてしまえば一枚のペラペラな板状にまとめることができます。
あとは、板状になったものをバックパックの中にスッと差し込んでしまえばOK!
まとめ:シンマットは冬キャンプの強い味方!
真冬でも地面の冷気を感じずにぐっすり眠ることができるので、個人的に寒い時期のキャンプや登山での必須ギアとなっています。
性能に対して軽量なので持って行きやすいですし、「けいし流」収納方法で収納すれば場所もとりません。
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