皆さんどうもこんにちは!
自転車キャンプの自転車の種類やおすすめについて少しご紹介したいと思います。
が、ジオメトリがどうとかブレーキの種類とか等の自転車の専門的なところまではちょっとわからないので、今回は必要最低限と思われるポイントだけ説明していこうと思います。
もくじ
自転車を選ぶポイントは4つ
キャンプ用の自転車を購入される際に気をつける点がありますので、知っておきましょう!
選ぶ際に見ておきたいポイントは4つ!
- 価格
- サイズ
- 走行性能
- 積載スペック
※前提として、今回はスポーツ自転車にシフトしております。
1.価格から決める
- 5万円〜
- 10万円〜
- 20万円〜
と3つのパターンがあります。
後でご紹介する自転車の種類によって価格帯が変わりますが、
また、中古という選択肢があり、5万円よりも更にコストを落とすことも可能ですが、一度実物を見ておくのをおすすめします。
2.サイズを見る
ママチャリ選ぶ時ってサイズとか見ないですよね?
でも、スポーツ自転車にはサイズがあるので注意して下さい。
ボクが自転車買う時は48とか52とか54ってサイズでした。これってトップチューブの長さが480mmですよ〜ってことらしいです。しかもクロスバイクやマウンテンバイクは表記の仕方も変わるので、注意が必要です。
思い込みは危険!
3.どんな走り方がしたいか?
どれくらいの距離を走りたいのか?
アスファルトだけでなく、寄り道いっぱいして砂利道も草道も自由に全部走りたいと思うのか?
タイヤの太さで判断することもできますし、そもそもタイヤの太さによって自転車の種類が変わってきます。
また、長距離を走る場合はほとんど8割くらいは舗装された道の上を走る事が前提となることが多いので、そこも加味して自転車を選んでいきましょう。
どれくらい積載できるのか?
パニアスタイルにしたいのか?バイクパッキングスタイルにしたいのか?で見るべきポイントは変わりますが、
- フロントバッグ&フレームバッグ
- フロントキャリア&リアキャリア
- 大容量サドルバッグ
それぞれ付けられるか?チェックしておきましょう。
フロントバッグはハンドル周りのブレーキワイヤーや変速機等が邪魔する可能性があるかどうかをチェック!フレームバッグの場合はフレームの空間が広ければ広いほど大きなフレームバッグが付くけど、自転車のフレームの形には意味があるはずなので、そこは「お?大きめのフレームバッグ入るじゃん!ラッキー!」くらいの感覚。
大容量サドルバッグはサドルとリアタイヤの隙間がどれくらいあるか?で何のサドルバッグが付くか決まります。
そして例えば、
「ダボ穴が無くてキャリアが付けられないし、フロントバッグもフレームバッグもサドルバッグも小さいのしか付けられないよ。」
という状況になればなるほど、自転車への積載が難しくなっていきます。
キャンプ用自転車の種類は5つ!
- クロスバイク
- ロードバイク☆
- マウンテンバイク
- グラベルロードバイク☆
- ブロンプトン
旅やキャンプしてる最中に私が見てきた自転車は大まかにこの5つでした。(そして☆マークが付いているのは私が今も自転車キャンプで使っている自転車になります。)
1.クロスバイク
価格 | 5万円〜 | ||
---|---|---|---|
キャンプ道具積載 | ○ | ||
タイヤ太さ | 28Cが一般的 | ||
デメリット | ドロップハンドルではない |
クロスバイクはママチャリ感覚で通勤でも使う方が多いくらい、一番安価で入手しやすい自転車の種類かと思います。
オンロードオフロード両方走れるタイヤの太さが魅力。
また、キャリアが付けられる事がほとんどなので、ハンドル周りとサドル周りをチェックしておけば良いかと思います。結構積めるはずです。
因みに私が一番最初に購入したスポーツ自転車はクロスバイクで、東京〜岐阜までの往復を旅した経験もあり、長距離を走れる自転車なのですが、ハンドルがドロップハンドルではなく、フラットバーハンドルなので、ポジションを変えられないデメリットがあったりはしますが、そこが価格が安い理由でもあるそうです。
2.ロードバイク
価格 | 10万円〜 | ||
---|---|---|---|
キャンプ道具積載 | △ | ||
タイヤ太さ | 25C前後が一般的 | ||
デメリット | 積載しにくい(フレームによる) |
ロードバイクはクロスバイクの次のステップとして購入される方が多いイメージです。
クロスバイクに比べるとタイヤが細く、ハンドルもドロップハンドルで速度を競うレーサー向きに構成された自転車になっております。早く走れるので遠くまで移動するのがメインの人には向いておりますが、25Cのタイヤはデリケート。オンロードの走行に限定しないとパンクのリスクが大きいです。
積載に関してはフレームによってキャリアが付けれられないことも多々あります。私のロードバイクはキャリアを付けるのは破断の恐れがあるので危険と言われました。その場合バイクパッキングスタイルになります。
3.マウンテンバイク
価格 | 5万円〜 | ||
---|---|---|---|
キャンプ道具積載 | △ | ||
タイヤ太さ | 50.8C~63.5C(2〜2.5インチ) | ||
デメリット | オンロードでの移動大変 |
マウンテンバイクは5つの種類の自転車の中で最も太いタイヤの自転車になります。
50.8Cと書いていますが、なぜかMTBはインチ表示がオーソドックス。
タイヤが太いので、完全オフロード向きの自転車という位置づけ。ボコボコ下地面を走った時に衝撃を吸収するサスペンションというシステムが搭載されたマウンテンバイクが近年ではメジャーになってきているようですが、そこは価格によりけりですね。
積載に関してはキャリア用ダボ穴の無いモデルも多いので、見ておきましょう。まぁ、MTB乗るならバイクパッキングスタイルっしょ!的なノリなのかも。
4.グラベルロードバイク
価格 | 10万円〜 | ||
---|---|---|---|
キャンプ道具積載 | ◎ | ||
タイヤ太さ | 28C〜47C | ||
デメリット | 数が少ない |
グラベルロードバイクのタイヤの太さは28C〜47Cと半端なく幅広いですね。因みに私のグラベルは40Cですね。
グラベルロードはアメリカでキャンプツーリング向けに作られた自転車だけあって、ダボ穴多めの自転車が多いです。恐らくこの5種類の自転車の中では最も旅に向いている自転車になるのでは無いでしょうか?
ボクも現在使っておりますが、かなり遊べます。
ただ、生産が追いついていなくて数がかなり少なく、完成車を選ぶのに苦労しました。
5.ブロンプトン
価格 | 20万円〜 | ||
---|---|---|---|
キャンプ道具積載 | ◎ | ||
タイヤ太さ | 28C〜37C | ||
デメリット | 高価・長距離大変 |
ブロンプトンは見た目にも他の5つの自転車とは全然違って「可愛らしい」という印象を持つ方が多そうですね。
こう見えてかなりキャンプ道具の積載に特化していて、フロントにドーン!とバックパックを装備できたりするので、パッキングもシンプル。とてもキャンプしやすいかと思います。
しかも、折りたたむととても小さくなるので輪行して電車での移動もしやすいのが最大のメリットかと思います。
デメリットは高価であることと、他の自転車に比べるとタイヤ経が小さく変速も少ないので、長距離を走るのには大変かもしれません。
つまり、使い方的には電車でキャンプ場の最寄りまで行って、そこから自走。みたいな使い方になるかと思われます。
他にも色んな種類があるよ!
ここで紹介したのはかなりオーソドックスな自転車の種類で、本当はもっと様々な種類があります。また、フレームの種類もクロモリとかアルミとかカーボンとかありますので、その辺も見ておくと良いでしょう。「ロングライドならクロモリでしょう!」とか「クロモリの方が細身でかっこいい!」とかボクの周りでは言われております。
ストレートに自転車の種類が気になる方はぜひ、その専門のサイトで見て頂ければと思います。
自転車の選び方|16種類を目的別に解説【初心者参考】
おすすめの自転車は??
「で、結局どれが良いの?」
と言われる前に、私が思うおすすめを皆さんにご紹介します。
価格重視な人におすすめ!クロスバイク!
クロスバイクですね。
とりあえず一回始めるだけ始めてみて、実際にやってみないと分からないであろう自転車キャンプの魅力に気づくとっかかりにしてみて欲しいですね。
例えば、最初は安めのクロスバイクにしておいて、バックパック1つで自転車キャンプしてみる。その後、フロントバッグやフレームバッグ等の自転車バッグを買い揃えてかなりハマっていくのなら自転車の種類も再度検討してみるステップアップ式も面白いと思います。
いざ自転車にハマらなくても、そのまま街乗り用自転車として活躍できるのがクロスバイクなのでおすすめです!
ガッツリやりたい人!グラベルでしょ!
もうハマる!と分かってるならグラベルロードバイクがおすすめです!
スピードもあるし、ガッツリオフロードも走れるタイヤと積載の自由度があるので、かなりオールマイティーに楽しめるかと思います。
デザインもこころなしかキャンプっぽさがあるので、自転車を追加したキャンプサイトレイアウトも楽しめるのでは無いでしょうか?
まとめ:キャンプ用自転車はなんでも良い!
以上でキャンプ用自転車の選び方と種類の紹介を終わります。
正直、ママチャリでも自転車キャンプは出来ますので、自転車はどれでも大丈夫。見た目で選ぶのでも全然悪くないと思います。あと、キャンプ用とは言え、自転車は自転車です。自転車単体でも遊べることを忘れないで下さい。
皆さんのスタイルに合いそうな自転車を選べたら良いなと思います。
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