国内外にあるウルトラライト系のバックパックをチェックしてみると、どれも本当に独特なデザインでおしゃれです。
おしゃれなバックパックが欲しいなら、是非ともあなたもウルトラライトバックパックをチェックすべきだと思います。
そして、探すのも大変なUL系バックパックをこの記事でまとめました。
もくじ
ウルトラライトバックパックの魅力とは?
私自身もともと普通のバックパックを使用していましたから、ウルトラライトなバックパックに変えた時
は驚きました。
とにかく軽い!
最初に私が選んだウルトラライトバックパックはMONTANEのウルトラツアー40というバックパックでした。
手にとってみると「軽い!!!!」と笑いが込み上げてくるほど。
どれくらい軽くなる??
ウルトラライトなバックパックを手に入れた後は「他のギアももっと軽くしたい!」と、色んなキャンプ道具を軽くしたものです。どうせ使うならとことん軽くして快適なハイキングをしたいですもんね。
結論から言うと、山と道mini2という30Lで350gのバックパックに変更して4泊5日のロングトレイルでパックウェイト約8kgまで落とす事ができました。
すごくない??笑
なんでそんなに軽いわけ??
ウルトラライトバックパックが軽い理由は「X-Pac」や「シルナイロン」や「ダイニーマ」等の本体に軽量な素材を使用しているからなんですね。
しかし、他にも理由があって
- 一気室(内部ポケットや仕切りが無い)
- フレームレス(フレームが無い)
- 背面パッドが無い
である事が多いです。
メーカーによってフレームが内臓されている事もありますが、一気室でフレームレスで背面パッドも取り外せるタイプのバックパックは多く、クシャクシャに潰す事だってできてしまいます。
デザインがとてもオシャレ!
ウルトラライトなバックパックって本当におしゃれなんですよね!
その理由はもともと日本に無くってアメリカから輸入していたからなのか?ちょっと尖ったデザインが多めかなと思います。
バックパックのベースは巾着のような本体で、そこに大きな背面メッシュポケットとトップコードが付いているだけ。非常にシンプルですよね。これまで登山するにはマストだと思われていた頑丈なヒップベルトが省かれているバックパックも少なくないです。
国内ガレージメーカーが更におしゃれに
今では日本でもたくさんのバックパックメーカーが誕生しています。
どのメーカーも非常にオリジナリティ溢れるウルトラライトバックパックを出していて、そのどれもが本当にかっこいい!
ULバックパックを選ぶ前に知りたい予備知識
ウルトラライトなバックパックを選ぶなら是非とも知っておきたい予備知識。
アメリカのロングトレイルハイカーのこと
こういった軽さに特化したウルトラライトバックパックの起源を調べてみると必ずアメリカのロングトレイルハイカーの存在があります。
何ヶ月もかけて歩くロングトレイルハイカーにとって無駄な物を省いたり、1つの道具で用途が複数ある兼用ギアでバックパックの重量を軽くしていきました。
そこからガレージメーカーが誕生してって今に至る。
パッキングは難しい!
これまでのバックパックはフレームが入ってたし、素材も硬いものが多かったので形が固定されやすいですけど、ウルトラライトなバックパックの場合は生地がふにゃふにゃになるし、フレームも入ってないので余分なスペースを作ると垂れてしまったりします。
つまり、パッキングに少しコツが必要なんですね。
初心者にもウルトラライトバックパック!?
そんなウルトラライトバックパックは「玄人が背負う物」というイメージもあったりしますが、私は寧ろ登山初心者でも使うべきだと思っております。
というのも、やっぱり荷物は軽い方が歩くのも楽しいですからね。デザインも良いから山へのモチベーションも上がるんですよね。
日本のウルトラライトバックパック9選!
まずはジャパニーズウルトラライトバックパックをご紹介します。
各ガレージメーカーから1つずつ紹介しますが、当然他にもナイスバックパックがあるので、それぞれの店舗を巡回して欲しいところが本音です。
1.山と道「mini2」
容量 | 30ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 350g | ||
価格 | 25,500円(税別) |
ウルトラライトバックパックで定番のジャパニーズメーカーとなると「山と道」かなと思います。
30ℓのメインボディに荷物を積み込んでもまだポケットで追加10ℓ程入るので、フレキシブルなパッキングが可能。
ただしボディーの側面に関しては柔らかい素材を使用しているでパッキング方法には注意。
2.Trail Bum「STEADY」
容量 | 40ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 485g | ||
価格 | 19,000円(税別) |
国内でもかなりトレイルバムはULの原郷であるアメリカULバックパックをオマージュしてデザインされているので、伝統すら感じるデザインが多い。
メインボディは40ℓでポケットをフル活用する事で50ℓまで拡張可能。
オンラインでも手に入りやすく、価格もお手頃なのでおすすめバックパックです。
3.RawLaw Mountain Works「Antelope」
容量 | 36〜40ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 650g | ||
価格 | 29,000円(税別) |
おしゃれなバックパックと言えばローローマウンテンワークスのバックパックをぜひ見て欲しい。
素材が1000デニールのナイロンなので、ガシガシキャンプ道具を入れても安心。
サイズは2展開あり、S/M(36〜40ℓ)とM/L(38〜42ℓ)となります。
4.Marmot「Yamatabi30」
容量 | 21〜35ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 550g | ||
価格 | 19,800円(税込) |
マーモットってガレージメーカーでは無く、普通に有名なメーカーですけど、かなりおしゃれなバックパック出してます。
アウトドアスタイル・クリエイターの四角友里(よすみゆり)さんとコラボでこのバックパックができたようで、なるほど四角友里さんめっちゃおしゃれですね。(→四角友里さんのインスタ)
容量はメインボディが25ℓ程でしょうか。キャンプ用途であればかなりカリカリな装備にはなるでしょう。
5.if you have「hug」
容量 | 37〜43ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 570〜750g | ||
価格 | 37,400円(税別) |
非常にフォルムが美しいこの「hug」というバックパックは実物を見ても美しかったです。
しっかりとしたヒップベルトをオプションでつけることもでき、それでも重量は57グラム追加されるだけ。
メインボディで40ℓある上に、大容量メッシュポケットやコードも多いので相当運べますね。
6.アトリエブルーボトル「PAC03-R」
容量 | 37〜43ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 570〜750g | ||
価格 | 37,400円(税別) |
アトリエブルーボトルのバックパックはスリムでスタイリッシュなデザインがかなり魅力的ですよね。
ボディー全体はX-PACの生地を使ってて耐久性にも拘っているし、背面のポケットがかなりニュースタイルな形になっています。
キチッと決めたい人にはたまらないバックパックなのでは無いでしょうか?
7.OGAWAND「OWN」
容量 | 50ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 580g | ||
価格 | 37,400円(税別) |
OGAWANDのOWNというバックパック。
本体は25ℓまで縮めることが可能で、伸ばせば最大50ℓという収容力に幅のあるバックパック。
めちゃめちゃシンプルでおしゃれなバックパック。しかし、オプションでボトムストラップを付ける事ができるので、ロールマットの外付けも可能です。
8.WELLDONE「ChipBags」
容量 | 30ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | ??? | ||
価格 | ??? |
こちらは名古屋のガレージメーカー「WELLDONE」(ウェルダン)と吉祥寺のセレクトショップ「VIC2」のコラボバックパックである大容量Chip Bags。
デザインが最高にかっこいい。
それだけでは無く、ロールトップでありながらパッカッブルの開け口だったり、ロールトップの止め口も上で止めるパターンとサイドに収納できるパターンのある、ギミックが多いデザインであるところも魅力です。
9.GREAT COSSY MOUNTAIN「POP HIKER One Night Distance SPIDELON」
容量 | 25ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 320g | ||
価格 | 22,000円(税別) |
キングオブメローハイキングのクリエイターである、グレートコッシーマウンテンから25ℓのバックパック。
デイハイキングや山小屋泊推奨ですが、カリカリに削ればテント泊もできるはず?
「道具を見れば風景が見えてくる旅をしてみませんか?」の言葉が強く印象的です。
海外のウルトラライトバックパック10選!
ULバックパック発祥の地はアメリカ。
そんなアメリカで誕生したの本場のULバックパックをご紹介します。
なお、価格は日本で購入した時の価格を表示しております。
1.Hyperlite Mountain Gear「2400 WINDRIDER」
容量 | 40ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 799g | ||
価格 | 43,000円(税別) |
ハイパーライトのバックパックはアメリカのULメーカーの中でも1番ユーザーが多いイメージですが、特にこの2400ウインドライダーは評判が良いです。
フレームが装備されているにも関わらずこの重量である理由は、バックパックの素材がダイニーマというキューベン素材であることにあります。
それ故に耐久性に優れていて、お値段も高め。
2.Zimmer Built「Pika Packer」
容量 | 25ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 340g | ||
価格 | 23,000円(税別) |
ウルトラライトを追求すると、ジマービルトのパイカパッカーは非常に有効的。
メインボディーの容量は25ℓで収容スペースがかなり限られるので、自ずとウルトラライト系のアイテムが選定されることになるでしょう。
しかし、大容量のメッシュポケットは最大15ℓ分ありますので、上手く使えばキャンプも可能!
3.Mountain Laurel Designs「BURN DCF38」
容量 | 25ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 467g | ||
価格 | $275 |
Mountain Laurel Designs(MLD)のBURN DCFはダイニーマ素材のバックパック。
メインボディは25ℓですが、ポケットも合わせると全部で38ℓもの容量があります。
日本での取り扱いが無いので購入には輸入する必要がありますが、どうしても欲しいのならチャレンジしてみては??
4.Zpacks「nero」
容量 | 25ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 309g | ||
価格 | 35,000円(税別) |
Zpacks(ジーパックス)はなかなか日本でユーザーを見かけない、ちょっとレアな存在ですね。
Neroはメインボディーは25ℓなのでかなりカリカリにULになりますが、ポケットも合わせると38ℓまで広がります。
ダイニーマの質感がかなり渋くて魅力的なバックパックでしたね〜。
5.ULA equipment「CDT」
容量 | 40ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 626g | ||
価格 | 26,000円(税別) |
ULA eguipmentのCDTというバックパック。
スリムなメインボディーには40ℓの収容力と、ポケットを合わせて50ℓの容量にもなります。
形が綺麗でお値段も比較的リーズナブル。初めて購入するULバックパックとしては最高なのでは無いかと思います。
6.Gossamar Gear「Gorilla40 」
容量 | 36ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 514g | ||
価格 | 33,500円(税別) |
ゴッサマーギアーのゴリラ40。
独自の素材を利用していて軽量ながらも耐久性のあるバックパックを実現。
メインボディーの容量は36ℓですが、ポケットも合わせると45ℓまで広がりますので色々詰め込むことができます。
7.SixMoonDesigns「Swift X」
容量 | 36ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 730g | ||
価格 | 42,000円(税別) |
シックスムーンデザインズ(SMD)はテントもかっこいいですが、バックパックもめちゃめちゃかっこいい。
クラシックなデザインに素材はX-PAC SL。
メインボディーの容量は36ℓでポケットも合わせると最大45ℓまで収容可能。
8.3F UL GEAR「TUTOR 38L」
容量 | 36ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 730g | ||
価格 | 10,000円程 |
3F UL GEARは中国のメーカーですが、かなり完成度の高いバックパックをリーズナブルに提供してますね。
形も良いし、背面ポケットにコードも付いているので使い勝手もきっと良いはず。
アメリカのユーザーからの評価が高く、かなり気になるバックパックではあります。
7.GoLite「JAM PACK」
容量 | 50ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 849g | ||
価格 | 30,500円(税別) |
元祖ULメーカーであるGOLITEのジャムシリーズは分かる人には分かるオールドスクールULバックパック。
元々の形を崩さずに、アップデートし続けているので最近のULバックパックにも負けないスペック。
サイズはSとMがあります。
8.GRANITE GEAR「VIRGA」
容量 | 52ℓ | ||
---|---|---|---|
重量 | 624g | ||
価格 | 15,500円(税別) |
ウルトラライトバックパックの源を辿ってみるとグラナイトギアも出てくる。
このVIRGAというバックパックはその後継ではあるけど、その形状はグラナイトギア初のULモデルを尊重したものになっております。
軽いだけでは無く、耐久性や背負い心地も考えられたバックパック。
まとめ:ベストなウルトラライトバックパックを探そう!
一通り紹介しましたが、全部紹介しきれていませんので、随時更新していくつもりです。
ウルトラライト系でバックパックを探している方はこの記事を参考にしつつ、たくさんのバックパックを調べて頂けたら良いなと思っております。
また、国内外のガレージメーカーを取り扱っている店舗に関してはぜひ「ガレージメーカーマップ」を活用してみて下さい。
自分にとってベストなULバックパックで旅キャンプに出かけましょう!
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