皆さんこんにちは!CAMPたかにぃです!
前回は計画編でしたが、今回は実践編になります。
是非、情報が少ないこの「南房総ロングトレイル」。ちょっとレアです。お楽しみください!
もくじ
早速野宿
実際に歩いたのは2018年6月18日~20日。しかし、朝一(6:20)のフェリーに乗りたいと思い、私たちは前夜(17日)のうちにフェリー久里浜港の近くの公園で野宿をしました。
旅を盛り上げるフェリー
翌朝は5時半に起きて急いで撤収しました。
コースのスタートは南房総の岩井駅。そこまではフェリーで三浦半島に位置する久里浜から南房総の金谷まで海を渡ります。そこから最寄り駅の浜金谷で電車で移動して岩井駅。
ココがフェリー久里浜港。久里浜から金谷まで720円で行くことができる。安いー!
時間は40分かかりますが、船の上での時間はそれよりも随分早く感じます。
フェリーでは自販機でジュースやお酒も売っていました。
電車の時間
金谷港に到着してから浜金谷駅に向かいます。ここでのんびりコンビニタイムを設けていたら、僅か1分の差で電車に間に合わず、1時間待ちぼうけをくらいました。笑
スタート地点である「岩井駅」までは電車で12分。しかし、電車は1時間に1本しか出ていないので、時間に余裕を持って駅に向かいましょう。
その後、無事に次の電車に乗り「岩井駅」で下車。ここからロングトレイルスタートです。
「富山」→「伊予ヶ岳」→「適当な場所で野宿」
1日目の宿泊地は「御殿山」の登山口付近で野宿しようという作戦です。
富山(とみさん)登山口まで
岩井駅から富山の登山口まで、一般道を歩いて行きます。
ずーっと歩いて行くとそれらしい雰囲気になってきました。ここまでくればもう山道のみ。
因みにそのまま歩いて行くと左側に観光スポット。「伏姫籠穴」(ふせひめろうけつ)があります。
ここでトイレや煙草を済ますこともできます。
行って帰ってくるのに20分程なので手軽に観光ができます。なかなか雰囲気のある場所なので是非立ち寄ってみて欲しい。
「伏姫籠穴」を堪能したらすぐそこに「富山」登山口。いよいよ始まります。
富山登頂
富山自体は標高349.6mなのでそこまで高くないのですが、意外と疲れます。
舐めてかかると300m級でもなかなか登頂には時間がかかってしまいます。
山頂の手前で休憩所があります。ここでは景色を楽しみながらゆっくりとお昼ご飯にしました。
因みに今回の一日目のコースでは山頂付近のポイントで休憩できる良い場所があるので、豪華にお昼ご飯をやるのがオススメ。
田舎道で繋がれた登山道
富山を下山。森林も深くなって行きました。
しかし、暫く歩くと急に開けて気持ちのいい田舎道が現れます。うっそうとした森林を歩いた後の田舎道って凄く安心感があるというか、普段歩くよりもずっと愛おしい気持ちになります。
雨がパラパラ降り始めていたにもかかわらず、随分とのんびり田舎道を堪能しました。
いざ!伊予が岳!
しばらく歩くと伊予ヶ岳登山口。
富山よりも森林度は深い。
伊予ヶ岳も標高は300m級ですが、感覚的にはもっと高いような。それくらいのボリュームがありました。
急登が続いてて、意外と疲れるなぁと感じます。
そして驚くべきはこのロープが備え付けられたコース。
このコースの直前で看板があり、とても危険だ!と表示されていましたが、確かに危険。
でもしっかりグローブを付けてれば大丈夫だろう。
伊予ヶ岳の山頂はなかなか圧巻の景色。「登りきったな」という感覚になります。
山頂に咲くユリの花は凄く良い香りでした。展望台に立つとふんわり香ります。
景色だけでなく、花の香りでも人を楽しませる演出はとても素敵。
野宿場所が決まらない。
さて、伊予ヶ岳を登頂したので今日のノルマは一応終了。
本当はその日のうちに次の「御殿山」も登っておくと良い。全然行けなくはないと思います。後々楽にはなるし。
ただ、「御殿山登山口」までの一般道で2カ所。お酒が売ってる場所があります。
なので、理想はそこでお酒を購入して冷たいうちに乾杯する事。
しかし野宿場所って決めるの凄く難しい。
雑草でザワザワしている場所にテントを張ると虫がとんでもないくらいに現れるし、アスファルトの上だと非自立式のテントは立てられない。
結局、一般道歩いてコンビニに立ち寄りビールを飲んじゃった。
我慢できないよね。最高のビールでした。
その後、6キロはブラブラ歩いて野宿地を探したけど、見つかりませんでした。
なので、結局「廃校」に戻って今夜はそこで野宿する事にしました。
雨がパラパラ降る中でテントを設営し、お互いにテントでくつろいで、そのまま寝落ちしてしまいました。
DAY2に続く。