2018年10月10日〜15日で東北の「青森県八戸」から「岩手県久慈」までの100kmを超えるロングトレイルコースをソロキャンプをしながら歩いてきました。
「みちのく潮風ロングトレイル」という名のロングトレイルコースです。
その時パッキングした4泊5日のキャンプ装備だったり、食料やウェアやシューズ等を紹介します。30ℓのバックパックに詰め込んでパックウェイトはおよそ8㎏で快適だったのでぜひ参考になればと思います。
もくじ
ロングトレイルのキャンプ道具一覧
バックパックの中に入る基本的なキャンプ道具はこんな感じ。ざっくりとですが、番号をふらせていただきました。
①バックパック&トレッキングポール | 750g |
②テント | 830g |
③マット | 400g |
④シュラフカバー | 250g |
⑤シュラフ | 730g |
⑥ダウンジャケット | 400g |
⑦テーブル | 70g |
⑧キッチンギア | 530g |
⑨ライト関係 | 400g |
⑩エチケットギア | 150g |
⑪その他のギア | 240g |
⑫ポンチョ | 222g |
⑬カメラの三脚 | 190g |
⑭食料 | 1,300g |
①バックパック&トレッキングポール「750g」
バックパックは山と道の「mini2」になります。重量は350g。
バックパックの背面パッドには「ミニマリストパッド」が入っているので、それは山座布団にしようと考えました。トレッキングポールはテントを建てる時にも使用します。
②テント「830g」
1つのスタッフサックに1.テント(Six Moon Designsのdeschutes plus tarp)2.ペグ10本(アライテントのスティックペグ等)3.グランドシート(SOL エマージェンシーブランケット)と3つのアイテムを入れていて、重量はスタッフサック込みで830gです。
この手のスタッフサックはとりあえずガサガサ乱雑に入れて、後からググッと圧縮をかけられるので非常に便利です。
③マット「400g」
マットはクライミットの「イナーシャオゾン」。
本当にウルトラライトにしたいならULPad15+が軽くて良いけれど、4泊する中で1泊1泊しっかりと睡眠をとる事で毎日確実に楽しめるのでエアーマットを採用。
④シュラフカバー「250g」
シュラフカバーはSOL「エスケープヴィヴィ」。
シュラフカバーは防寒対策でもありましたが、パックライナーとしての使用でもありました。ウルトラライトなバックパックには効果的なパッキング方法で、シュラフとダウンジャケットをシュラフカバーに包んでザックに入れる事で雨が降っても濡れることはありません。
⑤シュラフ「730g」
シュラフはモンベル「アルパインダウンハガー800♯2」を持って行きました。
就寝時の気温は5度〜10度程度でしたので、十分寒さに耐えられるスペックです。
⑥ダウンジャケット「400g」
メリノのTシャツの上から1枚羽織るだけで夜の野外も比較的ヌクヌクで過ごせました。ダウンジャケットは小さくなるし、使いやすいですね。
⑦テーブル「70g」
テーブルもしっかり持って行きました。カスケードワイルド「ULフォールディングテーブル」。
折りたたむとペラペラでパッキングが終わった後でも隙間にシュッと入れられるのが便利でしたね。テーブルがあるとキャンプらしさも出るのがまた良い。
⑧クッカーやバーナー等「530g」
- コッヘル「TOAKS チタニウム550ポット」100g
- アルコールストーブ「EVERNEW チタンアルコールストーブ」34g
- 燃料用アルコール
- コップ「WILDO フォールダーカップ」22g
- ウッドストーブ「バーゴ チタニウムヘキサゴンウッドストーブ」116g
- 串「swiss advance DORO」21g
- カーボンフェルト
キャンプ飯はフリーズドライ系等で統一しているので煮沸さえできれば良い装備になっています。チタンのコッヘルに熱源はアルコールストーブ。何を思ったのか、アルコール燃料の量は200mlだけという謎にエクストリーム。
⑨ライト関係 400g
- ヘッドライト75g
- LEDランタン「HiHil LEDランタン」100g
- 大容量バッテリー170g
- カメラのバッテリー50g
こちらは電子器具。ジップロックに入れて濡れないようにしておきます。HiHilのLEDランタンはバッテリーさえ持っていけば充電ができるのでロングトレイルの必需品。
⑩エチケットギア 150g
ティッシュとウエティとキッチンペーパー、バンドエイド等。手を拭いたり食器を拭き取ったり、何かと使用する細かいギアをまとめて入れました。
⑪その他のギア 240g
いざという時の為に、浄水器やポイズンリムーバーは持っておきます。ホソビキに関してはタープを立てるのに使用しました。
⑫ポンチョ 222g
雨具であるポンチョはバーグハウス「ウルトラライトポンチョ」を使用。
登山では無いので、ポンチョ程度で雨はある程度凌ぐことができますし、実はポンチョはテント場でタープとして使う事もできる、とても万能なアイテムなのです。
⑬カメラの三脚 190g
ブログ用の自撮りをするのにカメラの三脚は必需品。たくさん自撮ります。
⑭食料 1,300g
できるだけ匂いが漏れないようにスタッフサックの中に食料を入れます。
その他 580g
これは写真の撮り忘れ。
- 極暖ヒートテックのタイツ 175g
- サンダル「XERO SHOES GENESIS」250g
- 保冷バック「BIG SKY インターナショナルインシュライト」50g
- 折りたたみ傘「EVERNEW ULアンブレラ」100g
キャンプ中はサンダルを履いて気楽に過ごします。また、保冷バックは街で購入したビールを入れて冷たい状態を保持するので必需品。
ロングトレイルの食料計画(キャンプ飯)
- 朝ごはん2食分(えびピラフとスープパスタ)
- 行動食(ナッツ類とドライフルーツ)
- 夕食2食分(カレーと親子丼)
- ドリップコーヒー等
- 非常食(おまけのおやつ)
今回の旅のお昼ご飯は基本行動食にし、更に夕食は観光地の食堂で食べようと計画。なので、持って行く食料は少なめになりました。重量を測ると全部で1.3㎏でした
商店にも寄れる
山に篭る様な旅では無く、街にも降りるので食料は途中の商店等で補充もできます。
また、レストランにも寄ったり等のゆるゆるプラン。こういうロングトレイルなら食料に関しては軽量化できるので嬉しいですよね!
行動食は飽きないようにミックス!
以前ナッツのみで山を歩いた時、流石に飽きてしまったのを反省し、ナッツの他にもドライフルーツとマーブルチョコをミックス!これがかなり美味しくて全然飽きなかったのでおすすめです。
以前、ブログで紹介した「トレイルバター」も割と美味しくて、カロリーオバケな行動食なのでおすすめ。お腹減ると楽しくないですからね。
ロングトレイルのウェアや防寒着
町歩きもするロングトレイルは少しカジュアルにしたいと考えてコーディネート。
日中の気温の変化はせいぜい14度〜25度と、比較的過ごしやすい気候なのでウェアはめちゃめちゃシンプル。
上半身
ベースレイヤーとして、アイスブレーカー(メリノウール150㎡/g)のTシャツ1枚を着ています。その上にウインドブレーカーを羽織ります。今回は海風が強いコースなのでウインドブレーカーは必須ですね。
下半身
パンツは動きやすい薄いナイロン製のパンツ1枚。一応登山パンツなので、風はシャットアウトしてくれて助かりました。縫い目が少なくスラックスみたいなパンツで、「登山登山してない」というところが好きなパンツっす。
シューズ
今回のロングトレイルは登山コースもあるけど、舗装路を歩くことが多かったので、サロモンのローカットのトレッキングシューズにしました。
キャップ
寝癖を隠すためにもキャップは大切。素材はポリエステル100%なので、濡れてもすぐに乾きますし、臭くなりにくい。ツバが小さなキャップはヘッドライトがめちゃめちゃ使いやすいですね。
ロングトレイルのパッキングは8㎏以下
これで準備は完了です。
パックウェイト(総重量)は7.5㎏でした。食料と燃料も抜く、ベースウェイトは6㎏ですね。背負っても快適に感じる重たさで、肩は一度も痛くなりませんでした。
ロングトレイルは楽しいぞ〜!!
というわけで4泊5日のロングトレイルの装備の紹介でした。
実際にこの装備で東北のみちのく潮風トレイルを歩いている記事もあるので、ぜひそちらの記事も見ていただければと思います。きっっとあなたもロングトレイルに行きたくなるでしょう。