みなさんこんにちは!MINIMA CREWのutと申します。
ULハイカー目指してハイキングに勤しむ日々を送っています!!
お手柔らかによろしくお願いします!!
今回は、ULハイキングを楽しむ僕のお気に入りのバックパック(まだ1つしか持っていないのですが!)を紹介します。
その名もPa'lante(パランテ)の『v2(ブイツー)』!!!
The ULって感じのバックパックです。これからULハイキングをしたい!という人の参考になれば嬉しいです。
もくじ
Pa'lanteとv2
Pa'lanteとは
Pa'lante(パランテ)は、アメリカ発のULブランドで、バックパックなどを制作・販売しています。
Pa'lante=前進する(スペイン語のスラング)という名前の通り、常に前進し挑戦し続けるというブランドコンセプトを掲げています。
2022年現在、4種類のバックパックを販売し世界中のULハイカー達から注目を集めています。
Pa'lante ”v2”のスペック
容量 | 31L(Sサイズ)
37L(Mサイズ) |
重量 | 495g(grid)
476g(ultraweave) |
素材 | 210d hdpeウルトラグリッドストップ(grid)
200dウルトラウィーブ(ultraweave) |
カラー | black(grid)
black/white(ultraweave) |
背面長 | 40.64cm(Sサイズ)
48.26cm(Mサイズ) |
生地が2種類あって、
- grid/グリッド
- ultraweave/ウルトラウィーブ
そのため同じ構造でも重量が多少変わります。ちなみに僕はgridのMサイズを使っています。
v2の機能的ポケットたち
Pa'lanteバックパックを語る上で欠かせない数々のポケットシステム。
特筆すべき底面ポケット
Pa'lanteのバックパックといえば、底面ポケットは外せません。
底面ポケットに行動食を詰め込んでおくことで、歩行中や休憩中にバックパックを下ろすことなく行動食にアクセスできます
ちなみにutは何入れてるの?
紙地図やヘッドライトや行動食など、行動中に使用する小物入れとして使っております。
背面ポケットのペグケース
背面ポケットの一部がペグケースになっています。
シェルター設営をできるだけ素早く簡潔に行いたいULハイカー。ペグを探す時間さえも惜しいものです。
これにはULハイカーもニッコリ!
また、メインになる背面ポケットは行動着等を入れるのに便利です。
ULハイカー目線を意識して作られているのです!
標準装備のボトルポケット
両側のショルダー部分に標準で付いているボトルポケット。これも地味に嬉しい機能です。
別途で用意する手間が無いのはもちろん、サングラスやスマートフォン等ボトル以外のアイテムも気軽に入れておくことができます。
サイズ的には一般的な500mlのペットボトルがジャストフィットする感じ。絞りが付いているので、小さいアイテムを落とす心配もありません。
実は優秀、サイドポケット
一般的なバックパックには基本的に付いているサイドポケット。
v2にも両サイドにポケットが付いていますが、ちょっとした工夫が施されています。
まず1つはサイズが大きいこと。
幅もありつつ深さもしっかり確保されているので、ペットボトル2本くらいなら余裕で入っちゃいます。
もう1つはバンジーコードが付いていること。
ボトルポケットでも触れましたが、ポケットに絞りが付いているので、好みの広さに調節したり、絞り切ることでアイテムの落下を防ぐことができます。
Pa'lantev2を実際に使ってみて
v2を使って毎週末ロングハイキングを楽しんでいる私が、実際に使ってみてどう感じたのかご紹介したいと思います。
ザックを下ろさず歩き続けられる!
前述の底面ポケットのお陰で、行動食にアクセスする為にバックパックを地面に下ろす必要がありません。
肩の関節が柔らかい方ならサイドポケットのアイテムにも背負ったままアクセスが出来ますし、ボトルポケットについては言うまでまもなく水分補給も楽に行えます。
バックパックを背負い続けることで、余計な動作を省くことができ体力と時間の効率化に繋がります。
フォルムがカッコ良い!
機能とは全く関係無いのですが(笑)、デザインの秀逸さも重要なポイントです。
v2に関しては、やや逆三角形のフォルムになっています。
一般的なバックパックは長方形や三角形(A型)のデザインが多い中、スタイリッシュなデザインで他と被らないためオリジナリティを演出することが可能です。
UL思考が身につく!
ポケットについて散々話しましたが、実際にパッキングしてみるとあまり外付けができません。
基本的にはバックパックの中に道具を入れきることが必要です。
限られた容量の中に道具を収めるために様々な工夫を凝らす必要があります。その工夫の積み重ねにより、自然と道具の取捨選択が進み、『足るを知る』の思考が身につくようになります。
防水性能はほぼない!
v2を始め、Pa'lanteのバックパックには防水性などありません。(というよりバックパックは基本完全防水で無いことがほとんどですが。)
バックパック内のアイテムについては、パックライナーを使えば万事解決です。外付けするアイテムは濡れてもいいものだけにしましょう。
また、ポンチョや傘で対策する方法もあり、ポンチョはタープやザックカバーに、傘は風防やポール代わりになります。道具の兼用を行い、UL思考の練習をすることができます。
パッキングについて
ut的v2パッキング例
僕はハイキング中はずっと食べていないとシャリバテになってしまう人間なので、食料のスペースをたくさん確保できるように、コンパクトなアイテムを選びミニマムなパッキングになるよう意識しています。
またタープ泊の場合は、シェルター一式(タープ・ペグ・グランドシート)を背面ポケットに収納し、ファストに設営できるようにしています。
水はサイドポケット・行動食は底面ポケットに入れて、野営地以外では基本的にバックパックを下ろしたりパッキングを解いたりしない事を想定したパッキングです。
v2パッキングの3ヶ条
その1:過度なパッキングはしない!
バックパックの中に入ればいいというわけではありません。
1〜3泊までのハイキングであれば、理想としては内側の縫い目の高さまでに道具を収めたいところです。
その2:外付けは最小限に!
水や行動食・長尺の傘など例外もありますが、基本的にポケットに外付けしないことを心がけましょう。
最小限の外付けにすることで動きやすさが増すだけではなく、激しく動いたりした時でもアイテムを落とす心配がなく、ガシガシハイキングに没頭することができます。
その3:フォルム美を意識する!
パッキングしてみたらなんかグチャッとしてる・・・なんてことは許されません。v2が泣いています。パッキングした姿のスタイリッシュさとスマートさを意識しましょう。
他のPa'lanteバックパックの紹介
ちなみに、Pa'lanteにはv2以外に3つのバックパックがあります。
それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
ultralight(ウルトラライト) 容量:26L
容量が少なく、SUL(サブウルトラライト)を意識しシンプルを突き詰めたバックパック。
joey(ジョーイ) 容量:24L
Pa'lanteの中でも最も容量が小さく、ベスト型のためランニング時もバックパックがぶれないFKT向きのアイテム。
desert pack(デザートパック) 容量:43L(Mサイズ)
これが一番容量的には大きく、ビギナー向きとも言えるかもしれません。
v2よりも容量が大きくタフな耐久性があるため、長期の山行や岩稜帯での使用にオススメ。
まとめ ▶︎ ULハイカーなら1つは欲しいPa'lante Packs
使っているだけでUL思考が加速していく・・・v2はそんなバックパックです。
サイズ感も無理に小さいわけではないので、初めてのULバックパックにもってこいのモデルではないでしょうか。
ちょっとイケてるハイカーになりたいそこのあなた!ぜひPa'lante v2をよろしくお願いします!!