どうも皆さんこんにちは!CAMPたかにぃです!
この記事では「キャンプブームが本当に終わったのか?」について、キャンプ歴かれこれ9年目の私の体験ベースでの考え方を皆さんに紹介してみたいと思います。
もくじ
キャンプブームは終わった?
キャンプブームは終わった終わったと言われている昨今ですが、実際はどうなのか?
印象的だったのが、スノーピークの純利益99%減と言われたニュースでしたが、確かに新商品が売れなくなっているようで、キャンプ用品店でも進路変更をするケースも多いみたいです。
これだけ見るとやはり「キャンプブームが終わったね」と思うところです。
一方、アウトドアの中古市場は盛り上がっていて、物の入れ替わりの時代でもあるのかな?という側面もあります。
確かに飽きたよね....。
確かに、自分的にはキャンプがメインであることは確かにちょっと飽きてくるよね。とは思います。同じことを繰り返しやっていると、流石にどんな趣味でも飽きが来てしまいますね。
基本的に近場での1泊のキャンプをしておりましたし、キャンプ飯もなんとなく「いつものこれ〜」みたいなテンションで、色んな事が効率化され始めて、簡単にキャンプに行けるようにはなったけど、以前のような新鮮さがほとんどなくて、なにか刺激がほしい!と思うようになります。
遠出もしたいけど、一泊のキャンプのために遠出するのもなんか違うし、かと言って何泊もしたいとも思わないし。等など、色んな理由でキャンプ離れをしていくと思います。
キャンプはあくまで入口だった。
キャンプは飽きた。
でも、キャンプは色んなアウトドアと比較すると始めやすかったかなと思います。もともとアーバンで虫嫌いな私でも、キャンプなら出来ましたし、私の友人も普段はアウトドアしないけど、誘うと喜んで来てくれました。
「外でつくる空間が楽しい!」という感性が私をキャンプに導いてくれました。
これまで全く自然には出てこなかったけど、そんな私を能動的にこんな大自然に導いてくれたキャンプには大変感謝しかないのです。
せっかく自然のエリアに来れたのですから、このまま離れてしまうのは勿体ないですよね。
アウトドア・旅という趣味
私はある時にキャンプから旅にシフトしました。
厳密に言うと、キャンプをやめて、旅をしているというより、旅キャンプという「キャンプがメインなんだけど、旅が付いてくる。」みたいな組み合わせが楽しくて、7年以上前にハマった後今でもフレッシュに続けております。
旅、そしてアウトドアは楽しいです。
キャンプだけを見てしまうとどうしても飽きはあるものの、自転車とキャンプだったり、トレッキングとキャンプ等と、アウトドアという広いジャンルで見ればまだまだ楽しいと私は思います。
「最高!!」のアップデート
私がソロキャンプにチャレンジした時の話。
その静けさだったり、ひとりで噛み締められる自分の空間だったり、ひとりでひと晩過ごすことができた達成感に「最高!!」を感じておりました。
でも、今はひとりでキャンプするだけでは「最高!!」という感情までは出てくることはありません。
アップデートしないといけないんですね。
因みにこの前感じた私の「最高!!」の話。
四国の仁淀川をパックラフトで下って、いくつかの難所をクリアしてから誰もいない絶景野営地を見つけて、「ここを俺の基地にする!」と野営地でひとりキャンプ。
周囲に落ちてる薪を拾ってきて焚き火をしながら持ってきた酒を飲みながらその場所の雰囲気を楽しむのが「最高!!」でした。
自然界に近くなった
自然と人間について、ちょっとファンタジー系のRPGっぽく表現してみます。
私達は普段人間界にいて、キャンプをすると自然界に近づくわけなんですが、自然界というのは本当に底しれず奥が深くて、なかなか立ち入るのも難しいですよね。
自然には階層がある
本当に深い自然というのは前人未到のジャングルにでも入れば感じることができそうですが、それには知識とか技術とか経験がないと不可能。怪しい毒虫に刺されて、動物に襲われて、足をくじいて遭難でもしてしまうんじゃないかと思います。
感じれる自然界の階層はその本人のレベル次第で、ふかーい100階層まで行ける人はきっと本当の自然の神秘に近いところにいるんだと思います。
ところで私はレベル25くらいなので、25階層くらいは行けてるかと思います。9年もキャンプやってて、レベル25なので、本当に奥が深すぎて死ぬまでにレベル100になれるのか不安です。
自然への理解
階層を深めていくと、自然に対する理解も深まります。
キャンプ場では焚き火はガンガンできるし、パスタの茹で汁を地面に捨てたりしても誰にも怒られませんが、登山では焚き火はおろか、パスタの茹で汁を地面に捨てようもんなら反逆罪にでも問われそうなくらい罪を感じてしまいます。
その辺にゴミを捨てるような人も存在しません。たぶん。めったに。
キャンプする人よりも登山する人のほうが”割合的に”自然へのリスペクトがある人が多くて、「皆に続け」の日本の人間性がそこに拍車をかけて自然環境を良くしていると思えます。私は。
私は始めて登山を理解していく時に、色々知らない事が多くて驚きました。
自然は力強さもあるけど、小さなダメージでダメになってしまうくらいの儚さもあるんですね。
キャンプに固執してはいけない
レベル5未満の状態で、キャンプに飽きたなと思って自然界の階層に入るのをやめてしまうのは流石にあまりにも勿体ないと思うんですよね。10階層まで行けたらきっと更にハマると思うし、そもそも「キャンプ」というものに縛られた状態で、それ以上の階層に行けないのも勿体ないと思います。
せっかくキャンプにハマって、世の中をつくる本質に近い「自然」というものに近づくことができた貴重な瞬間なので、この記事を見ている方々にはぜひとも更にその先の階層を見て、私たち皆でよりよい世界にしていきたいと思うところです。
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