【LONG TRAIL】信越トレイル!80㎞をキャンプしながら歩く! DAY4

みなさんこんにちは。たかにぃです。

5泊6日の信越トレイルもDAY4を迎えました。

残りあと2日間!

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信越トレイルDAY4・2017.10.20

光が原高原キャンプ場での朝。

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フランスパンに蜂蜜を塗り、噛り付いていました。それから腹持ちの良いお餅も煮て食べました。

食べたらささっと撤収。寝坊してしまったので急がなきゃ。

たかにぃ
寝坊が多い。笑

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去る前に管理人さんに挨拶。

そのついでに、光が原高原の景色をゆっくり楽しむ。

「遅刻したって気にしない。笑」

天気が良い日には雲海が見えると聞いていたのですが、もう少し早起きしていれば雲海を見ることができたかもしれないなと思いました。

梨平峠「スタート!」

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9:41、小梨平。

信越トレイルに戻ってきました。

コースに戻るための1.5kmのアップダウン。コース的には離脱なので、ノーカウント。とほほ。

ただ、この日は調子が良く、行動食のナッツをしきりにほおばりながら、軽快に歩き出しました。

たかにぃ
コース復帰も早かったよね!

DAY4の目的地は野々海峠のキャンプ場。

先日一緒になった鈴木さんからショートメールが届いており、「セクション5からは泥濘が多い。気を付けて!」との事。

「ありがとうございます!気をつけます!鈴木さんも!」

小梨平〜牧峠「泥だらけ」

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鈴木さんからの助言通り、泥濘が異常に多い。

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シューズはドロドロ。テンションダダ下がり。

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滑ってこけて、手も泥だらけ。

おまけに顔にクモの巣がかかりまくって、なんかもうムカつく。笑

牧峠〜宇津ノ俣峠

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10:51

「牧峠」に着いても次の峠までずっと林道。もうゲレンデや湿原はない。

くそ〜。

変わらない景色と、連続で顔にかかるクモの巣と、自分の足を飲み混む泥濘でかなり気分は落ちていました。

たかにぃ
無表情で無感動で歩いてたね。笑

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「少しでも気晴らしをー!」と、休憩できるところを探したんだけど、休憩所もなくて、道端で昼食をとりました。

たまたま景色のよく見える場所があったので、少しだけ気分転換。

ただ、道端だったのもあって、あんまり落ち着かず。

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それからもずっと変わらない林道を歩き続けました。

伏野峠「素敵な贈り物」

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14:50、宇津ノ俣峠をすっとばして、伏野峠(ぶそのとうげ)に到着しました。

そこにはまた、クーラーボックスが置いてありました。

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「トレイルマジックだ!!」

クーラーボックスには水一本しか無かったのもあって、別に水をもらったわけではない。

でも、応援されているような感じがして、少し元気が出ました。

たかにぃ
ありがとう、信越のトレイルエンジェル。

須川峠〜野の海峠「迫る暗闇」

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時間は刻一刻とせまっていて、気付けばもう薄暗くなってました。山の景色は少しずつ表情を変えていって、静かになっていきます。

時間が足りない。日没までに絶対間に合わない。

なんとなく急ぐのをやめて、ヘッドライトを取り出し、首にかけました。

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時刻は17:30

完全に暗くなり、ヘッドライトを点灯。

ナイトハイクはいつかしたいなぁ〜なんて思ってたけど、実際怖すぎ!

いつ、どこから熊が出るか分からない。

怖すぎてスマホで音楽をかけたり、しきりに手を叩いたりしました。

今回のキャンプ場もかなり野の海峠から離れた場所にあって、3㎞近くコースアウトしないといけません。

野の海峠〜野の海高原キャンプ場

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17:40、野の海峠に到着。

真っ暗な森を超えて、道路を発見。

めっちゃ安心しました。

ただ、道路に出ても電灯も何もなく真っ暗。

たかにぃ
本当の暗闇を体験した気がする。

車も人も通らないし、暗闇の中でスマホの音楽がひらすら流れていました。

しかし、スマホの充電が切れて音楽もストップ。

しーーーーん。

信じられないくらいの静寂が辺りを包み込みました。

随分と歩いた気がしたけど、全然キャンプ場に着かない。「道を間違えたのでは??」とか、「ここで野宿なのか?」とか、とにかく凄く不安でした。

しかし、遠くの方に小さな明かりを発見!

たかにぃ
キャンプ場か!!

野の海高原キャンプ場「安堵」

そこには不気味なモニュメントがあり、看板が立っていました。「野々海キャンプ場」。

キャンプ場かどうかはっきり分かんなかったんですけど、しっかりとテントが1張り存在!

たかにぃ
テントがローカスギアでフォルムが綺麗過ぎて、テントかどうかイマイチ分からなかったけどね。笑

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一刻も早く落ち着きたかったので、ささっとテントを建て水を汲み、夕飯の時間。

相当にお腹が空いていました。

たかにぃ
最高にお腹と心に染みるキャンプ飯でした。

これが信越トレイル最後の夜なのかと思うと少し感慨い。

「5泊6日は長いようで短いな。」

明日は最後。自分はどんな気持ちで山を下るのだろうか。

残り少なかった最後のお酒を一気に飲み干して、そのまま眠りに着きました。

続く。

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