私がずーっと愛用しているテントを紹介します。
SixMoonDesigns/シックスムーンデザインズのDeschutes Plus Tarp/デュシュッツプラスタープのご紹介です。
タイトルにありますが、いかに素晴らしいかを説明したいと思っていますので、最後まで読んでください。
※このデュシュッツは旧モデルです。現在はデザインが少し変更されておりますので確認して下さい。
もくじ
SixMoonDesigns デュシュッツプラスタープ
重量 | 450g | ||
---|---|---|---|
収納サイズ | 約27×14×11cm | ||
素材 | フライ:30D Silicon Nylon / ネット:20D No-see-Um | ||
就寝人数 | 1名 | ||
付属品 | 収納袋 |
また、付属にはペグもポールもグランドシートも無いので、別途で購入することになります。
デュシュッツプラスタープのもちはこび
本体重量は450g。
付属の収納袋は少しサイズが大きいので、私は別で小さなのスタッフサックを用意しました。ペグやグランドシートも一緒に入れています。
また、30Dの幕は薄いので、自分の欲しい形に変形させてバックパックの隅に圧縮させることもできるのが良いですね。
デュシュッツプラスタープの設営方法
詳しい設営方法はYouTubeにてご紹介しますので、記事ではポイント的にご紹介!
テントのポールは斜めに設営
デュシュッツプラスタープのテントポールは地面に対し垂直に立てるのでは無く、斜めに立てます。
斜めにすることにより、形も綺麗に形成されますし、居住空間の拡張にもなります。
ガイラインを追加すれば居住性更にアップ!
ガイラインを使って外からテントの壁を引っ張りると、更にテント内が広くなります。
引っ張らない状態だと、就寝時は頭と幕が近い距離になります。
しかしながら、テントの壁を引っ張ってやるだけで、かなり広くなるので幕に頭を擦ることはありません。
両扉をオープンさせることもできる!
デュシュッツプラスタープの扉の両側をオープンするのも気持ちがいいです。
テントを閉じたまま、土間を作れる!
デュシュッツプラスタープはフロアレスなので、テントを閉じた状態で、グランドシートを幕仕上げれば、土間ができます。
これが非常に便利で、雨の日も外と同じ様にテントの中で調理ができるんです。
テントのフロント部はアレンジ!
私のデュシュッツプラスタープはアレンジしてあるので、フロント部の調節が簡単。
パーツは通販で落っこちていなかったので、ODBOXというちょっとマニアックなアウトドアショップで購入。
シーム処理が必要!
デュシュッツプラスタープはシーム処理が施されていないので、そのまま使用すると雨漏りします。
ただし、私の経験上だと、シーム処理の必要があるのは上部の頂点部分の縫い目のみ。あまりべたべた塗ってしまうとせっかくの450gという重量の軽さも台無し。
必要最小限のシーム処理で済ませましょう。
デュシュッツプラスタープを実際に使ってみて!
もう3年はデュシューツプラスタープを使い続けていて、まさに相棒的存在であります。
キャンプ、登山、ロングトレイルと、様々なケースで大活躍してきましたのでレビューいたします。
ファストパッキングには最高!
デュシュッツプラスタープを設営時に実際に時間を測ってみたら、たったの2分で設営することができました。
これは特に旅の間の使用には凄く嬉しい。さっと設営してすぐに調理に取りかかれるし、さっと撤収もできるので、すぐに出発もできます。
乾かすのも簡単!
通常のダブルウォールのテントと比較すると乾くスピードは全然違います。
普段のキャンプ後の手入れの簡単さも嬉しいですが、ロングトレイル中に乾かせるのも嬉しい。
2人で就寝できるくらい広い!
実は中のスペースは広く、4㎡もあり、余裕でバックパックや登山靴などの荷物を収納できます。
また、2人で就寝したこともありますが、行けますね。ちょっとぎりぎりなので荷物は置けなくなりますが、カップル使いなら全然ありかと思います。
あと、先ほども説明した通りテントの中で土間をつくって調理が可能になるので、シュラフに足を入れたまま調理開始できるのも嬉しいです。
高さもOK!
天井の高さも122㎝と、良い感じ!
ギリギリっちゃあギリギリですが、あぐらをかいてのんびりするだけの天井高はあります。
結露しても床にたまらない!
シングルウォールの宿命なのが、結露問題ですが、実はデュシュッツプラスタープはボトムメッシュのおかげで通気性が良く、比較的結露はしにくいというメリットもあります。
また、ボトムメッシュなので結露してテントの壁をつたう水滴はメッシュに吸収されてフロアにたまりません。
注意点としては、酷い結露にならないにしろ、テント内の壁はやはり結露で濡れるので、シュラフカバーを用意するのが無難です。
虫、雨から守ってくれるボトムメッシュ!
結構ボトムメッシュの恩恵は結構大きいです。
- 飛行する虫が入らない。
- 雨の跳ね返りも防ぐ。
- 落ち葉が飛んでこない。
- 外部の様子がわかる。
- 通気性がいいので入り口閉じたまま調理可能。
通常のタープ泊だと別で蚊帳を準備しないと行けませんが、このテントなら蚊帳は必要ありません。
また、雨の跳ね返りも比較的シャットアウトしてくれるし、ボトムメッシュにグランドシートを乗せることで大雨でも自分が水没する心配もありません。
単純に見た目がかっこいい!
デュシュッツプラスタープは何と言ってもこの無駄のないデザインがかっこいいですよね。
私はデザインに惚れたから購入したのであって、機能性に関しては何も知りませんでした。まさかこんなに素晴らしいテントだったとはね〜。
地を這う虫は入る。
地を這う系の虫は入ります。
今まで1番恐ろしかったのはアリの巣の上にテントを張ってしまったばかりに、アリまみれになったことですかね。他にもハサミムシの侵入やコオロギ、カマドウマの侵入もありました。
そして夏は蚊が数匹は入ってきますので、私は中で蚊取り線香焚いたりもします。
乏しい保温性
通気性が良いので、当然ダブルウォールに比べると保温性は少ないです。
ただし、意外とテントの後方からの風の侵入がなく、むしろ風をシャットアウトしてくれるので、風向きを考えて設営方向を変えれば、快適にキャンプができます。
まとめ
以上でシックスムーンデザインズのデュシュッツプラスタープのご紹介をおわります。
総合的に見て、収納性と居住性と速さを見て凄くバランスの良いテントだと思いました。30デニールという幕の厚みと、使い勝手の良さもぜひ評価に入れたいところ。素晴らしいです。
むしろデュシュッツを超えるテントが未だに見つからないので、今もなお使い続けているというのもあります。
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