皆さんどうもこんにちは!CAMPたかにぃです!
本日ご紹介したいのはHOMI CREATIONの「Base+」&「365CAP」という高機能ウェアになります。
もう既に海外のクラウドファンディングで相当売れたようで、日本にも上陸ということで、登山や自転車キャンプを楽しむ僕が使ってみるとどんな感じなのかご紹介してみようと思います。
もくじ
BASE+は「メリノウールを超えるウェア」
Base+って何よ?と思う方が多いと思うのでご説明させて頂こうと思います。
めちゃくちゃ簡単に結論から言いますと、メリノウールを超える速乾性ウェアになります。
厳密に言うと、メリノウールと同構造の繊維(素材)を用いた生地を多層で使うことでメリノウールみたいな保温性や吸湿性のある性質なんですが、素材自体には乾きやすさとか、タフさ、防臭効果もあるようです。
メリノウールって?
ここでおさらいしておきたいのが、メリノウールの特性なんですけど
- 寒い時暖かく着れる
- 暑い時涼しく着れる
- 防臭効果あり
- ただちょっと乾きにくい
- 生地が弱いため、洗濯する回数は減らしたい
といった特性があるかと思います。
動かない時こそ、暖かさを実感できるようになっているので、登山等でめちゃくちゃ重宝して使われる素材であるのと、実はかなりキャンパー向きの素材なんだな!と以前わたしも勉強しました。
で、メリットが大きいので、乾きにくさとか、生地の弱さ等のデメリットが若干あるものの、やっぱり頼りになるな〜という存在なんですよね。
で、Base+は?
そこで今回ご紹介しているBase+の特徴がこちら
- 寒い時暖かく着れる
- 暑い時涼しく着れる
- 防臭効果あり
- UV効果あり
- 乾きやすい
- タフな生地
体温調節効果や防臭効果まではメリノウールと同じ様な機能性を持っていますが、UV効果がプラスされているのと、メリノのデメリットだった乾きにくさだったり生地のデリケートさが解消されております。
特に乾きにくさが解消されているのは非常にデカイですよね。このBase+の場合は比較的激しいスポーツにも使えるという事になります。
だからメリノより優秀なのか!
ユニクロのヒートテックで良くない?
ここで触れておきたいのが、メリノもBase+もお値段そこそこするから、そもそもユニクロのヒートテックでいいじゃん!ヒートテックを使うよ!って方がいらっしゃるかもしれませんよね。
これは大きな間違いです。
ヒートテックは保温着としてもBase+やメリノと比較しても役不足ですし、そもそも速乾性も無ければ、吸湿した瞬間にヒートアップする構造になっているので、登山やランニングにはめちゃくちゃ最悪です。
これは実際に過去にボクがヒートテック着て冬キャンプや登山や自転車をやっていたので身に沁みて感じております。
ユニクロのヒートテック自体を否定するつもりは無いですけど、使い方によっては非常に危険です。
BASE+の構造
では、もう少しだけ細かくBase+の構造を覗いてみましょう。
2層構造
インナー&シェルといった2層構造になっております。
伸縮性のある延びる素材なので、「シェル??」と思ったんですけど、裏地は通気性の良さそうな柔らかい質感の生地。そして表面は少し固めの生地になっているのがお分かりでしょうか??
触ってみるとすぐ分かるんですけど、裏地はふわふわしてて、表地はザラザラっとしてます。
3層目の遠赤外線層
肩部分の裏地を見るとすぐ分かるんですが、ちょっとテカテカした生地があり、これが遠赤外線層になります。
遠赤外線層に関しては、体温を反射する効果があります。
2層構造でも保温性はあるけど、肩と肘の関節部分という冷えやすい箇所の保温性をブーストさせている感じですね。
反射版とポケットも!
袖部分には反射板があって、左腕にはポケットもあります。
反射板は多分夜のランニング中に車に居場所を知らせるための物だと思うんですけど、ポケットに関しては僕はランニングとかしないので用途は謎ですね。
高機能なキャップ!365CAP!
キャップもあります!
365CAPは、汗をかきやすい頭の熱発散・通気性を良くするという目的で生地を3層で使用。外層に、UV加工と撥水加工が施されています。
また、つばの部分に暗いところで光るリフレクション(反射)を付けていて、形が崩れにくい構造になっているので、ゴーグル等重ね付けしても型崩れしにくいようです。
実際にBase+使ってみた
では、実際に+Baseを使ってみます!
せっかくなので、私のメリノウール150mm厚のTシャツと比較してみましょう。
着心地は??
あ〜結構しっかりしてますね!Tシャツだけど厚みもあるので形も綺麗です!
しかも、外結構寒いんです。
寒いんだけど、外の冷たい風が大幅にシャットアウトされていることに気が付きました。これはBase+のシェル層があるからこそだと思います。メリノウールやポリエステルでは得られない効果ですね。
また、肩と肘の遠赤外線層の生地が直接肌に触れるのが気になるかなと思ったんですけど、全然大丈夫でした。着心地も最高です!
登山開始!!
じゃあ今度は山に登ってみます。
とりあえず、Base+のTシャツ1枚でスタートしたけど、流石にやっぱり寒い!!!笑
体温調節機能を実感!
でも、登り続けると天気のいい日の登山なので、Tシャツ1枚でも結構熱くなっていきます。
Base+の場合はやはり体温調節機能のお陰か、登っていても丁度いい温度感で登り続ける事ができました。
最初寒かったけど、ほんの少し我慢してよかった!笑
でも、目的は汗かくまで登ること!
更に速度を上げていきます。笑
汗冷えしない!
しばらく登ったところで汗をかき始めました。
脇と背中と頭部が湿ってきたのを感じます。
それでもそのまま登り続けてみましたが、汗がたまることはなく、良い感じに発散されている気がしました。
これは恐らく2層構造になっているので、吸湿して発散されているのでは無いかと思います。1層目が身体の汗を吸い上げて、2層目が外に出している。
休憩時も汗冷えなし!
いや〜疲れた。
ここで気がついたのは汗冷えがほとんどしてないこと。
汗をためずに発散されていたので、汗冷えしないという理由もあるんですけど、ここで再びシェル層が効いてますね。普通なら休憩時には薄いウインドブレーカー1枚着たりするけど、Base+なら着なくていいかもしれません。
動きやすい!
あと、Base+の場合は裁断が立体構造になっているためか、かなり動きやすいと感じました。
確かに言われてみれば、腕部分の裁断がかなり立体的ですもんね!これは使って改めて実感しましたね〜!
特にここ最近僕がワークマンメリノを使っていたのもあったからこそ凄く感じたんですけど、Base+との動きやすさの違いは半端ないですね。
まとめ:メリノウール越えてますね。
以上、Base+のご紹介でした!
これまでは登山ウェアで、天然素材のメリノウールを超える素材がこれまで無かったからこそ、メリノウールが大人気だったわけですが、Base+の選択肢!凄く良いと思います!
そもそもBase+1枚で結構幅広くカバーしてくれるので、使用するシーンは登山や自転車やランニング等様々なシーンで活躍するでしょうね。
皆さんもぜひ、このハイテクノロジーなウェアを試してみては如何でしょうか?