みなさんこんにちは!CAMPたかにぃです。
今日はみちのく潮風トレイルDAY4を紹介していきます。
もくじ
みちのく潮風トレイル DAY4
朝焼け
時刻は5:47。
日の出は雲に隠れて見ることはできませんでしたが、綺麗な朝焼けを見ることができました。
昨日入ったスーパー銭湯「マリンサイドスパ たねいち」で
明日の日の出の時刻はAM5:40です。
と書かれていました。
「今度こそ!」と思い、日の出を待っていたのです。
朝ごはんはしっかりとボリュームのある大きなメロンパン。
昨夜駅前のスーパーで購入したものです。
途中で買い出しができるっていうのは街も歩くロングトレイルの便利なとこですよね。
DAY4の朝のウォーク
朝はのんびしりて出発したのは7:40。
DAY4は歩き過ぎなのか、左足の膝小僧がギシギシと痛んだのでいたけど、出だしのコースは舗装路なので落ち着いて歩くことができて良かった。
午前中の発見
今回もいろんな楽しい景色がありました。
田舎道
マップでは解りづらい場所がたくさんあり、畑に迷い込んだりしました。
ただ、天気も良く、田舎道は本当に気持ちが良かった。寄り道って旅には付き物、気持ちが穏やかになりますね。
釣り人観察
海で釣りをする人がたくさん。
「何を釣っているんですか??」と聞いて見たところ
「シャケ!」と海釣りのおっちゃんは答えてくれた。
この時期はシャケが海から川へと登るらしく。みなさんそのシャケを狙って竿を振るみたいですよ。
しばらくシャケが釣れるのを待っていましたが、これがなかなか誰もヒットがないですね。シャケを釣るのはどうやら難しいのかな。
田園散歩
ちょうど稲の収穫時期で、稲穂が綺麗に金色になっていました。
風に揺られる稲穂を見ていると、なんだかとても心地良い気分。
これは稲を収穫した後の稲藁干し(いねわらほし)。
綺麗に並んでいました。
小さなティピーテントがたくさん並んでいるみたいで可愛らしいですよね。
DAY4のスタートも良い感じ。
楽しむポイントがたくさんありますね。
スタンプラリーポイント「松橋酒店」で昆布を頂く。
かなり長い間舗装路を歩いた気がしました。
舗装路は山道とは違って、じわじわとボディーブローのように疲れが襲いかかってきます。
スタンプラリーポイントの1つ、「松橋酒店」に到着しました。
スタンプは酒屋の外で、かなり蜘蛛の巣の張った小屋の中でスタンプを押しました。
お店に入るとちょっと個性的な感じで、ビビりました。
おばちゃんが出てきて
「お!?昆布食べてく?」
と昆布を千切ってプレゼントしてくれました。
なんでも旅人のみんなはこの昆布をかじりながら歩いて行くそうな。。
「なんだか不思議な体験をしたな。」と、歩きながら昆布を頬張ります。
綺麗な線路道
みちのく潮風トレイルでは海をバックに線路が見るのが醍醐味だったりします。
松橋酒店の前にも線路を見るポイントがあって、張り切って写真を撮ったものの、1番の見所は松橋酒店の後でした!
電車が来ないか気をつけなきゃいけませんが、かなり近くで線路を見ることができます。
砂浜に続く踏切は珍しい。
タイミングを見計らって写真をパシャり。
久々の砂浜
かなり舗装路歩きが続いてましたが、砂浜に出るコースになります。
「おおー!砂浜ー!!」とはしゃいだ。
思えばこうして砂浜を歩くのはDAY1以来だったので気持ちが高揚します。
因みにこの砂浜コースを歩ききった先には「有家駅」。有家駅に到着したのは12:15でした。
時間配分的にはあまりよろしくはないですね。のんびりし過ぎています。
中野熊野神社
次のポイントが「中野熊野神社」になります。
アスファルトの登り坂が続いていて、これまた結構疲労が溜まります。DAY4にしてようやく疲れが見え始めたなという感覚が出てきました。
そしてこれが「中野熊野神社」。
大きな木々に囲まれた大きな神社で神秘的な空間でした。
熊野信仰は日本各地であり、そのうちの1つにここ岩手県洋野町の中野熊野神社があるそうです。夏には中野熊野神社で「中野熊野神社例大祭」って大きなお祭りが行われていてこれがまた楽しそうなんですよね〜。
スタンプラリーポイント「フレンズショップ大久保」
中野熊野神社から徒歩5分の場所に「フレンズショップ大久保」という商店があり、ここもスタンプラリーポイントの1つです。
中では生活用品やお菓子が売っていたので補充したい方はお買い物にもおすすめ。店主の人がとても親切な方で、この先の道の情報を教えてくれました。
向かい側のガソリンスタンド大久保で休憩させてもらっていると、
「お昼食べる?」と聞かれ、なんとお昼を頂いてしまいました!
道を教えてもらった上に、そうめんと天ぷらを出してもらって、更にはデザートまで頂きました。
「なんて親切な方達なんだろう。」とめちゃめちゃ感動。
フレンズショップ大久保の方々、本当にありがとうございました。
道が無い無い事件
時刻は14:00。
フレンズショップ大久保の人たちが名残惜しくて再スタートを切りたくない気持ちでしたが、日が暮れると大変なので再び歩き出します。木漏れ日があんまり美しい道だったので、先ほどのそうめんと天ぷらを思い出し、少しセンチメンタルになりました。
描いてもらった手書きの地図を見ながら道を進んだけど、分からないよぉ。泣
事件が起きる
事件は「白滝神社」に行く途中に起きました。
地図の通りに進んで行くとこの先に川を渡る橋があるはずなんです。
しかし、実際に行ってみると、橋がね。無いんですよ。
地元の人に訪ねてみると、どうやら橋は川の増水によって流されてしまったみたいです。
これは困った!!
時計をみると15:00。あと2時間もすれば暗くなってしまう。
でもどこを見ても川を渡れそうな場所はないし、川の流れの速さ的に着水して渡るのは危険だろうと思いました。
と言うわけで白滝神社に行った後、コースを迂回することにしました。
しかし白滝神社のコースは本当にここに人が立ち入っていいんだろうか?と不安なるような道の悪さ。
マゾな人間ならゾクゾクするかもしれませんが、私は普通に恐怖です。ヤダヤダ。
階段を登ってみると、何やら通せんぼしている看板が見えてきました。
行き止まりの看板!?
俺、そこを通ってきたんだけど!!恐怖!!
神社と白滝は普通に観光しました。普通に見応えあって良かったです。
白滝はかなり足場も悪かったので慎重に観光しました。
結果かなり迷いながらも白滝神社の正面玄関となる場所までたどり着きました。
いやぁ、恐怖でした。疲れたわ。
迂回コースを歩く
その後は迂回コースを歩いていきます。
マップに載っているコースをそのまま歩くと最終的にナイトハイキングになるだろうと思ったので、少し違う道でいきました。
しかしその道は歩道が狭く、車がかなり通るので、危険。
そしてようやく正規のコースに戻ることができました。
時刻は16:00。
しかし、キャンプ場までまだあと約5㎞ほどあるので、確実に1時間はかかるでしょう。
すれば、暗くなってしまうのでナイトハイキング確定っすね。
過去に信越トレイルを歩いた時、暗闇の森の中を1人で歩いた恐怖を思い出しました。
更なる災難
舗装路を歩き続け、「桑畑」という場所から山道に入るはずのに、その標識は全く見つけられずにいました。
農家の方に聞いても見つけられず、漁師の方に聞いてもあまりに訛りが強いので何を話しているのか全然聞き取れず。ずーっとうろうろしていました。
「や、やべぇ!!道がネッェ!!!」
と焦っていたところ、犬連れのおばさんがやってきて、
「どうしました??ひょっとして山道を探していますか??」と道を教えてくれました。
救世主ーーーー!!
「本当に!ありがとうございます!!」とすごい剣幕で感謝の言葉を伝えたのを覚えています。
どうやら山道は畑を横切る場所にあったようです。
確かに歩いてみるとすこーしだけ道っぽい。かも。笑
もうナイトハイキングは確定していたので、頭にはヘッドライトを装備し、いつもより2倍近い速度で歩いていきました。
道は判断しかねるような感じでしたが、ピンクテープがあるのでそれを追いかけることにしました。
急に開けた場所に出た。
山道から海を覗くことができる。
アップダウンの連続で多少疲れますが、なかなか面白いコースです。
侍石
そしてとうとうキャンプ場につく手前で「侍石」。
侍石は海に突き出した広大な花崗岩。滑らかで、夕日に赤く染められ綺麗でした。
北侍浜野営場
このロングトレイル最後のキャンプ場は「北侍浜野営場」。
もう辺りは真っ暗になっていたので、どんな様子だったのか写真でお伝えすることはできませんが、思ったより広いキャンプ場でした。
自分以外に2人お客さんがいました。
「こんばんは。失礼します。」と挨拶をし、少しだけ近い場所でテントを張らせて頂きました。
人がいるキャンプ場は久しぶりだったので少し嬉しかったんです。笑
早速ウイスキーを開け、種市のスーパーで購入したチーズ入りのウインナーを焼いて食べました。
とんでもなく美味しいかった!!
最後の夜だし、明日はスタートが遅くても問題ないのでかなりゆっくりキャンプしていました。
安定した木板の上での就寝は快適っすね。
ぐっすりでした。
←こちらをポチッと!