【キャンプの旅】北八ヶ岳で人生初のテント泊登山 VOL.3

みなさんこんにちは!CAMPたかにぃです!

今日は2017年5月4日~5月7日3泊4日で行った

【キャンプの旅】北八ヶ岳で人生初のテント泊登山!私が初めて登山にチャレンジした話ですー!

底無しの森林

その後はずっと森林の中。誰とも会わないし、動物や虫もいない、本当に無機質で、360度先の見えない空間が広がっていました

「自分はどうして生きているんだろうか。」

なんて、ちょっと中二病になる勢いでした。

足がズボズボハマるし、アップダウンもあったりで相当疲れていました。

読者の皆様に疲れた様子を自撮りで届ける。たかにぃ。

キャンプ!ではなく。

そこから双子池キャンプ場までの距離はそこまで無いですが、結構な急な上り坂な為、最後の力を振り絞るような形になります。

登る直前に降りてくる2人の男性を発見しました。私は久々に人と会えた喜びで話しかけました。

たかにぃ:「こんにちは!双子池キャンプ場まですぐですか??」

男性:「ちょっと登るねぇ〜。でもこれ登れば、あとは楽だから!」

男性:「兄ちゃんどこ行くの??」

たかにぃ:「双子池キャンプ場で宿泊です!」

男性:「あら!双子池キャンプ場は営業してなかったよ〜!」

たかにぃ:「え!?」

どうやら双子池キャンプ場は5月はまだ営業していないみたいで、人っ子ひとりいなかったとの事です。そして施設はもちろん水汲みができない状況です。因みに双子池キャンプ場の雄池って飲めるって話が有名ではありますが。実は土砂崩れの影響で飲めなくなっていました。

水がない。。。

戻るにしても時間が無かったので、双子池でビバークする事になりました。

初のソロ登山でまさかのビバーク。今思うと怖すぎますね。

双子池キャンプ場

そんなに登る事なく広い道に出て、その後暫く平坦な道を歩いてキャンプ場に到着しました。

雌池の畔が思ったよりぐちょぐちょだったので設営場所には結構迷いましたが、積雪の無い砂利の上にテントを張る事にしました。

お水は雄池で汲んでは来たけど、コーヒー1杯だけ飲み、あとは使いませんでした。

残り少ないお水でカルボナーラだけ食べてお昼寝しました。

夜はとーっても寒くてシュラフにくるまりながら焼酎を飲み、セブンイレブンで買っておいたレトルトの肉じゃがを食べました。コレが凄く体に染みて、たまらなく美味しかったのを覚えています。

その日の夜はあまりにも月が明るく、 ランタンもいらないくらいでした。月明りで森林の奥まで見えていて、少し不気味にすら思いました。

就寝時はしっかりと腰と足にカイロを張り付けたお陰で、しっかり寝ることができました。

もう一難

朝方、目が覚めたら8時近くになっていました。ちょっと寝すぎた。

朝ごはんを作るお水が無いのでいそいそと準備をしてスタート。明るい山はやっぱり安心できるし素敵だなと思いました。

この日はいったん雨池に戻ります。しかし戻る途中やはりお腹が空いてきたのできびだんごを食べながらゆっくりと歩いていました。

雨池が見えてきたところで一安心。コース的にはあともう一息となります。しかし、次の道への足跡がどれかわからない。あまりに足跡が多すぎたのです。

「どの足跡を追えばいいんだ!!?」

わからずに足跡を追っかけていると、途中で足跡が消えてしまいました。コンパスも無いし、曇り空で太陽の位置だって確認できない上に、進み過ぎて雨池の場所すら分かりません。完全に方角が分からなくなりました。

「もう一度、雨池に戻らなきゃ。」

この後、色んな方向へ歩きました。自分の足跡たくさん作って、ズボズボと靴の中にはたくさんの雪が入り込んで、かなり体力を消耗していました。そしてとうとう雨が降ってきたのです。

雨に濡れて少しパニック。

レインウェアがザックに入っていたのを思い出したので出して着てみる。ザックカバーもちゃんと被せてみる。凄い安心感だ。

その時、ブーンと車の音が微かに聞こえました。雨池は車で行く事もできるので、この車のする方向に行けば雨池はある。少なからず、道路に出ることはできるはず。そう思って歩きました。

そしてとうとう雨池に戻ってくることができました。

「あーーー良かったぁーーーー!!!」

今度は凄く慎重に池の周りを歩いたので、やっと正規のコースに戻ってこれました。

VOL3に続く。

 

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